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【獣医師監修】猫にマイクロチップ・迷子札は必要?メリットやQ&Aも

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猫が脱走したときや災害時など、愛猫の行方がわからなくなってしまう事態も考えられます。そんな万が一のときでも、愛猫に飼い主さんの連絡先などを書いた迷子札を付けたり、マイクロチップを装着しておけば、愛猫と再会できる可能性が高まります。迷子札とマイクロチップの特徴やメリット、よくあるQ&Aをチェックしてみましょう。

この記事の監修

長谷川 諒 先生

 獣医師・潜水士

 きたじま動物病院所属
 株式会社あにまーる所属
 ヤマザキ動物専門学校非常勤講師(薬理学)

 北里大学獣医学部獣医学科卒業
 北里大学獣医生化学研究室所属 研究テーマ「猫の慢性腎不全における鉄代謝」

●所属:国際猫医学会日本猫医学会日本獣医学会日本獣医がん学会

●主な診療科目:内科(猫)/一般診療(外科、内科)/予防医療

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猫の迷子札について

もしも猫が脱走したり、被災して猫が迷子になったりしたときに備えて、猫の名前と飼い主さんの連絡先を欠いた名札と首輪は用意しておきたいものです。

首輪は、人が少し力を入れると外れるタイプを使用します。

子猫の場合は、居場所確認のために、鈴とヘアゴムで簡易首輪を作ると便利です。

迷子札には、プレートに書き込むものや、カプセル状のものなど様々なタイプがあります。愛猫の年齢や性格、飼い主さんの好みに合わせて選びましょう。

猫のマイクロチップについて

最近は、万が一に備えて愛猫にマイクロチップを装着する飼い主さんも増えているようです。マイクロチップの特徴やメリットをご紹介します。

マイクロチップとは?

最近、よく耳にするようになってきたマイクロチップ。装着の検討は、飼い主さんなら一度は向き合わなければならない問題です。
そもそもマイクロチップとは、直径2mm、長さ12mm程度の大きさに15桁の番号が搭載された器具で、動物病院などで愛猫の体内に装着することができます。体内に埋め込んだのち、そこに搭載された番号とともに猫や飼い主さんの情報を登録しておけば、専用の読取器をかざすと、登録番号から、その猫の名前や性別、生年月日、猫種のほか飼い主さんの連絡先などの情報がわかります。
マイクロチップの耐久年数は約30年といわれ、一度装着したら付け替えは基本的に不要です。

マイクロチップのメリットは?

マイクロチップを装着するメリットには、以下のようなものがあります。

・迷子時や災害時などに再会の可能性が高まる
・動物愛護管理法で定めらえている「愛猫を自分の飼い猫と明らかにする」という飼い主の義務を果たせる
・保険会社によっては保険料が割引になる

実際の災害時などに、マイクロチップを装着していた身元不明の猫の多くが、飼い主さんと再会できています。

マイクロチップについてのQ&A

【Q】マイクロチップを装着するのに料金はいくらくらいかかるの?
【A】装着の金額は動物病院によって異なりますが、数千円~1万円程度です。かかりつけの動物病院に聞いてみましょう。

【Q】マイクロチップの装着にどれくらい時間がかかるの?
【A】猫にマイクロチップを装着する施術自体は、麻酔なども必要なく一瞬で終わります。

【Q】マイクロチップ装着の術後は何をすればいいの?
【A】情報登録の申し込み手続きをしましょう。書類に猫や飼い主さんの情報を記入して、マイクロチップの登録・管理を行っている日本獣医師会(AIPO事務局)に送付します。登録用紙は、基本的に動物病院から渡されます。必要事項を記入して、さらに担当獣医師からサインなどをもらいます。登録時には手数料1000円(税込)が必要になります。
後日、自宅に登録完了はがきが届きます。飼い主さんの連絡先などの情報が変わったときは、申込書の控えか、登録完了時に届く通知はがきをコピーして変更事項を書き、データを管理するAIPO事務局に郵便がかで送りましょう。

連絡先:AIPO事務局(動物ID普及推進会議)
〒107-00622 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館23階
(公益社団法人日本獣医師会内)
電話番号:03-3475-1695

※マイクロチップのメーカーや地域によっては、申し込みの方法などが異なることがあります。

【Q】体内に異物を埋め込むことに抵抗感があります。完全室内飼いなのですが、必要性はありますか?
【A】考え方は飼い主さん人それぞれですので、飼い主さんがあらゆる可能性を考えた上で決断するのがよいでしょう。しかし、マイクロチップを装着することで、脱走や災害で行方不明になったときに再会できる可能性が高まります。じっくりと考えましょう。

もしものときのためにできる備えとして、迷子札やマイクロチップについて紹介しました。それぞれの特徴やメリットをよく考えて、愛猫のために最善を尽くしましょう。

監修/長谷川諒先生(きたじま動物病院)
文/ねこのきもちWeb編集室
参考&画像・イラスト出典/「ねこのきもち」本誌、ムックより

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