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猫の迎え入れ当日のスケジュール

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猫にとって環境の変化はとても怖いものです。当日は余裕を持って迎え入れられるように、その日のスケジュールやポイントを紹介します。

この記事の監修

長谷川 諒 先生

 獣医師・潜水士

 きたじま動物病院所属
 株式会社あにまーる所属
 ヤマザキ動物専門学校非常勤講師(薬理学)

 北里大学獣医学部獣医学科卒業
 北里大学獣医生化学研究室所属 研究テーマ「猫の慢性腎不全における鉄代謝」

●所属:国際猫医学会日本猫医学会日本獣医学会日本獣医がん学会

●主な診療科目:内科(猫)/一般診療(外科、内科)/予防医療

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【1】在宅できる日の午前中に引き取りに行く

初日は、環境の変化から猫が体調を崩すことも考えられます。すぐに対応できるように、飼い主さんが在宅できる日を選び、できれば午前中に引き取りましょう。猫に異変が見られたとき、日中であればすぐ動物病院に連絡できたり連れて行けたりしますが、夜だと診察が受けられずに、猫に辛い思いをさせてしまうこともあるからです。また、午前中に迎え入れ、午後〜夜の時間があると、その日のうちに猫が新しい環境に慣れやすいです。

【2】猫がこれまで使っていたトイレ砂やフードをもらう

猫が早く新しい環境に慣れるために、引き取るときに、排泄物のニオイが付いたトイレ砂、食べ慣れているフード、猫自身のニオイが付いた布類やおもちゃなどをもらうとよいでしょう。

フード

新しい環境に置かれた猫は、慣れたものでないと食べない場合もあるので、それまで食べていたフードを数日分もらうか、商品名を聞いておきましょう。フードを与えていた時間帯も聞いて、慣れるまでは同じ時間にあげるようにするといいでしょう。

猫自身のニオイがついた布類

自分のニオイがついた布などを寝床においてあげると、新しい環境でも猫は安心します。

トイレ砂

猫は、本来、砂の上でしか排泄しない習性があるので、特別トイレの場所をしつける必要はありません。また成猫も子猫の場合も、自分の排泄臭がする場所をトイレとより認識しやすいので、できれば排泄物のニオイのついたトイレ砂を新しいトイレ砂に混ぜてあげるとトイレの場所を、よりスムーズに覚えるでしょう。最後に排泄した時間も聞いておきましょう。

ワクチンの証明書

迎え入れる猫のワクチン接種が済んでいるなら、証明書をもらっておきましょう。

【3】猫の生活スペースを整える

新しい環境にビクビクしている猫をかわいいからと必要以上に構ったり、触ったりするのはやめましょう。生活スペースを整えて、食事とトイレと、自由に歩かせる時間以外は構わないようにしましょう。

猫の生活スペースについて詳しくは、こちらも見てください。
猫の生活スペースを作る

【4】生活スペースから猫を出して、決めた部屋を自由に歩かせる

連れて来るときに聞いていた、最後の排泄時間から5〜6時間経ったら、排泄を兼ねてキャリーケースや生活スペースから出してみます。周りの様子に関心を示していたら、それより早く出してもいいでしょう。離れて観察しながら10〜30分ほど自由に歩かせます。このとき、まずはひと部屋を決めてその中だけにしましょう。猫が入り込みそうな隙間は物などであらかじめ塞いでおきます。
自由に歩く時間を、1週間ぐらい同じ時間帯に続けて猫が慣れたら、徐々に時間を伸ばし、範囲を広げましょう。

【5】フードを少しあげて食べるようなら全量をあげてみる

食べ慣れているフードを、以前与えられていた時間帯に、少量あげてみます。食べるなら体重に合った分量を与えて。食べない場合は警戒しているので、物陰やキャリーケースの中など、人の目が届かない場所に置いて様子を見ます。

【6】食事の後、落ち着かない様子を見せたらトイレに連れていく

自由に歩かせているときや食事の後、部屋の隅や床のニオイをクンクン嗅いだり、あたりをキョロキョロ見回して落ち着かない様子だったりしたら、トイレの合図。猫の排泄臭の付いたトイレ砂を混ぜたトイレに、誘導したり抱いたりして連れていきます。排泄の間は猫が警戒するので、人はできるだけ離れて。

【7】動きが鈍くなり眠そうならベッドへ連れていく

猫は眠くなると動きが少なくなり、反応も鈍く、一カ所にとまっていたり遊ばなくなります。そんなときは寝床へ誘導。自由に歩かせているときに、部屋のどこかで寝てしまったら、抱っこして寝床へ。寝床は30〜35℃ぐらいに保温されているのがベターです。

猫が来て1週間くらいは、上記のような生活を続けます。
何だか元気がない、鳴かない、食べないなど飼い主さんが不安を感じる様子が少しでも見られたら、すぐ動物病院へ連れていってください。保護した猫の場合は、落ち着いていたら2〜3日中には動物病院で検診を受け、感染症や寄生虫などを調べましょう。

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監修/長谷川諒先生(きたじま動物病院)
文/ねこのきもちWeb編集室
参考&画像・イラスト出典/「ねこのきもち」本誌、ムックより

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