猫と暮らす
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猫の脱走、引き出しを開ける、走り回る。成猫の困った行動は猫の本能にもとづいていた
そこで今回は、成猫期に気を付けたい事故やトラブルについて、獣医師の徳留史子先生に伺いました。
脱走事故
愛猫を脱走させないためにも、玄関や窓など、猫が外に出られる場所の脱走対策は徹底しましょう。窓を開けて網戸にしておく場合は、網戸のネットを頑丈なものにしたり、網戸にストッパーを取り付けたりなどの対策が必須です。
また、脱走を狙っている猫は、外出する飼い主さんの後を付いてくることも。そんなときは、おもちゃのボールなどを投げて気をそらし、外に出る隙を与えないようにしましょう。
隠れて出てこない
ただ、人の手が全く届かない場所に隠れてしまうのは困りもの。猫が隠れやすい段ボールハウスや猫ベッドなどを部屋にいくつか設置して、愛猫が安全に隠れていられるよう配慮してあげましょう。
引き出しを開けてしまう
猫が開けられそうな引き出しには、幼児用のストッパーを取り付けるなどして開けられないように工夫しましょう。また、猫が誤飲しそうなものは、フタを回して開けるタイプの瓶に入れるなど、どうがんばっても猫が開けられないケース類にしまうのがおすすめです。
激しく走り回る
ただ、まれに体の痛みや神経の異常で走り回るケースもあるので、おかしいと感じたら早めに獣医師に相談してください。
愛猫が走り回って困ってしまうときは、運動量の多い遊びを一緒にしてあげましょう。有り余るエネルギーを消費させれば、次第に走り回ることは減っていくはずです。
参考/「ねこのきもち」2020年2月号『読者が実際に体験した、年齢別に起こりやすいトラブルや病気がわかる! うちのコ、○才事件簿』
文/東里奈
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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