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急成長する時期の子猫のお世話 やんちゃ盛りの時期だからこそ飼い主がすべきこと

一瞬で過ぎ去る子猫時代。長い猫生の中で、その時期のお世話ができるのは、飼い主さんとしてはとても喜ばしいことですよね。ただ、子猫期のお世話は成猫のお世話とは違った点に注意が必要なので、何をしてあげるべきなのかを知っておく必要があります。

そこで今回は、生後3カ月~12カ月までの子猫のお世話や健康に関することなどを、獣医師の田草川佳実先生に伺いました。

3カ月齢のお世話や遊び方

ロシアンブルーのるーちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は生後3カ月を過ぎた頃から、成猫と変わらない運動能力を身につけます。ほかの猫や物とじゃれて遊んだり、走り回ったり、やんちゃ盛り。飼い主さんが遊び相手をする際は、人へのかみ癖が付かないよう、気を付けましょう。
また、誤食予防のために、おもちゃは遊ぶときだけ出すように。使わないときは、猫が触れられない場所にしっかりとしまってくださいね。

4カ月齢のお世話や留守番について

マンチカン・ロングヘアのめるちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
生後4カ月を超えると、トイレや食事を自分でちゃんとこなせるので、留守番も可能になります。ただ、そうはいってもまだまだ子猫。いたずらをしたり、誤食や落下などの事故が起こったりする危険性もあるので、留守番をさせるならケージに入れておくのがおすすめです。留守番をさせる前は、愛猫が安全に過ごせるかどうかのチェックを念入りに行いましょうね。

5カ月齢のお世話と乳歯のこと

アメリカンショートヘアのシャルちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は、生後3~6カ月で乳歯から永久歯に生え替わります。抜けた乳歯は飲み込んでしまうことが多いので、抜けた乳歯を見つけられたら、それはとてもラッキーです。
歯磨きは、乳歯が生えた頃から徐々に慣れさせていくのがベスト。生え替わりの時期は歯がぐらついているので、無理に歯磨きをして、歯磨きに嫌な印象を植え付けないよう気を付けましょう。

6~7カ月齢のお世話と去勢・避妊手術のこと

ブリティッシュショートヘアのイロナちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の成長には個体差がありますが、生後6~7カ月で発情期を迎える猫が多いようです。オスはスプレー行動、メスは大きな声で鳴く、床や人の足の上で体をくねらせるなどの行動があらわれます。
去勢・避妊手術もこの時期に実施することが多いため、不妊手術を希望する場合は、あらかじめかかりつけの獣医師に相談しておくといいですね。

8~12カ月齢のお世話とフードについて

ブリティッシュショートヘアのリーちゃん♪
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
成猫の体形になる月齢には個体差があり、生後8~9カ月ですっかり成猫サイズになる猫もいれば、1才を過ぎても成長が続く猫もいます。
子猫用フードから成猫用フードへの切り替えは、ホルモンバランスの影響で太りやすくなる去勢・避妊手術後がひとつの目安ですが、手術の有無や成長具合によって適切なタイミングに差があるため、獣医師と相談しつつ切り替えを進めていきましょう。
生後3カ月~12カ月は、子猫から成猫に成長していく大切な時期。じっくりと向き合いつつ、日々の成長を楽しみながらお世話をしてあげましょう。
お話を伺った先生/田草川佳実先生(聖母坂どうぶつ病院副院長)
参考/「ねこのきもち」2023年6月号『成長はあっという間、かわいさは一生もの。 子猫すくすくアルバム』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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