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<PR>子猫と動物病院のいい関係|子猫期の通院が、一生の健康を支える出発点に【連載③】

子猫にとって動物病院へ行くことは、大きな冒険です。慣れないニオイや音、家族以外の人に触れられることへのとまどいなど、最初は不安が多いのは当然でしょう。しかし、小さいうちから何度も通うことでその不安は次第に和らぎ、動物病院を「知らない・こわい場所」から「知っている・安心できる場所」へと変えることができます

前回の記事では、初めて「子猫教室」に参加する様子をお届けしました。今回は、同じ子猫がその後も通い続けるうちに動物病院に慣れていく様子や、ご家庭で成長を感じられたエピソードをお伝えします。どのようなポイントをおさえれば動物病院でも安心して過ごせるようになるのか、獣医師のアドバイスもぜひご確認ください。

1回目の記事もチェック!

子猫教室って?
子猫のうちから動物病院の雰囲気や場所そのものに慣れさせるために行われている取り組みです。社会化経験や刺激の少ない生活を送っている愛猫が、将来病院嫌いになってしまわないよう、子猫のうちから外出し、外の音を聞いたりニオイをかいだりして、動物病院に対する抵抗感を減らすという狙いがあります。
※「子猫教室」は一般的な呼び方です。動物病院ごとに名称や、プログラムの内容・開催頻度は異なります。


記事の後半では『プレゼント付きアンケート』を実施中!愛猫のお世話や飼い方のお悩みについて、教えてください!
公益社団法人日本動物病院協会(JAHA)の「こいぬこねこの教育アドバイザー養成講座」で講師を務めていらっしゃる村田香織先生(神戸市・もみの木動物病院)が、あなたの質問に答えてくれます!ぜひ最後までご覧ください。
東京都目黒区にある、ながとも動物病院で開催されている「こねこ塾」に、生後5カ月(※取材時の年齢)の子猫、詩ちゃんが参加しました。同院の副院長 永友奈々子先生は「認定こいぬこねこ教育アドバイザー」の資格を持ち、専門的な知識に基づいた指導を行っています。

「子猫教室」に通い続けたら、動物病院が楽しい場所に変わった!

成長ポイント1:キャリーケースが好きに!

自分からキャリーケースに進んで入るように!(ご自宅にて撮影)
前回は子猫教室に初めて参加したので、詩ちゃんはキャリーケースに入ることに少し緊張している様子がありました。しかしその後の教室参加では驚くほどの成長が見られ、最近では通院時に、嫌がるどころか自分からキャリーケースに入れるようになりました。以前の不安そうだった様子から、一転してワクワクした表情に変わり、キャリーケースに入ることや通院することに慣れていった様子が伺えます。

永友先生からのアドバイス
子猫が嫌がらずにキャリーケースに出入りできるようになることは、今後の猫の生活においてとても大事なことです。詩ちゃんの場合は、子猫教室に何度か参加したことで、キャリーケースで出かけることへの抵抗感が目に見えて減っていきました。ここでのポイントは、動物病院についても無理に外へ出すのではなく、子猫が自分から出てくるのを待ってあげることです。愛猫のペースで、「ここは危険ではない場所」だと認識させてあげることが大切です。

成長ポイント2:診察室の中でも安心して過ごせるように!

診察室でおやつを食べたり、おもちゃで遊んだり、「子猫教室」に参加するたびに楽しい経験を重ねてきたおかげで、診察台の上に乗っても嫌がることなくリラックスして過ごせるようになりました。

永友先生からのアドバイス
診察室は、採血や治療など、猫にとって緊張してしまうようなさまざまなケアを行う場所です。そこで最初に『怖い』という印象を抱いてしまうと、今後ずっと動物病院が嫌いになってしまう可能性がありますので、ここは『安心できる場所』だと認識させることがとても大切です。子猫教室では、猫が診察台の上に乗った際不安な気持ちにならないよう、バスタオルで優しく包んだりおやつを与えたりして、リラックスさせる練習を行っています。

成長ポイント3:歯磨き習慣を嫌がらない!

永友先生の指導のもと、まずはブラシ自体に慣れることから歯磨き習慣をスタートした詩ちゃん。歯ブラシで首から上をグルーミングするようにブラッシングする練習を行った後、次のステップでは口元をブラッシングし、それができたら唇をめくって猫用歯ブラシで磨く、というふうに徐々にステップアップしながら取り組みました。初めは嫌がる様子もありましたが、おやつを与えたり褒めたりしながら根気強く続けた結果、逃げたり嫌がったりすることがほとんどなくなりました。

永友先生からのアドバイス
歯磨きは少しずつステップアップしていくことが大切。もし途中で愛猫が嫌がった場合は、嫌がらなかった工程に戻ってやり直しましょう。猫が眠い時に行うと、スムーズにいくことが多いです。しっかり歯磨きができるようになるまでは1年くらいかかりますが、愛猫のために飼い主さんも根気強く続けていきましょう。

子猫教室に通うことは、愛猫が動物病院に慣れるための大事なステップ

永友先生子猫教室に通うことは、猫にとって病院への恐怖やストレスを大幅に軽減する大切なステップです。継続して通うことで、猫は病院という環境に慣れ、診察の際にもリラックスした状態で受けることができるようになります。例えば、教室に通い始めたばかりの頃は緊張していたコが、回数を重ねるごとに遊びたがる様子を見せるようになったというケースもあります。このように、動物病院で安心して過ごす経験を重ねることで、猫は病院を「安全な場所」と認識し、将来診察が必要になった時もスムーズに行えるようになります

さらに、定期的に動物病院に来ることで、病気の早期発見や予防にもつながり、猫の健康をしっかりと守ることができます。子猫が病院を恐れず、健診や治療がスムーズに行えることは、長期的に見ても猫の健康管理に大きなメリットがあります

飼い主さんからの質問に獣医師が答えます!「子猫期」に大切なことをチェック

飼い主さんから寄せられた質問に「こねここいぬ教育アドバイザー養成講座」で講師を務める村田香織先生(もみの木動物病院)にお答えいただきました。
『プレゼントつきアンケート』を実施中!愛猫のお世話や飼い方のお悩みについて獣医師に相談してみませか?記事の後半をチェック!

●子猫教室に通い、動物病院に慣れることでどのような効果が期待できますか?

村田先生子猫教室に通って動物病院に慣れておくことで、将来、愛猫が病気や健康診断のために通院する際、リラックスして過ごせることが期待できます。。愛猫が落ち着いていれば、採血などの処置もスムーズに進み、ストレスも軽減されます。動物病院が苦手な場合、鎮静剤を使わざるを得ないこともありますが、そうなる前に、子猫教室を活用して通院へのハードルを下げておくことをおすすめします。」

●動物病院はいつも混んでいるし、猫以外の動物も受診しているため、連れて行くのが不安です…。

村田先生「最近では『キャット・フレンドリー・クリニック』といって、猫専用のスペースや配慮が行き届いた動物病院も増えてきています。猫が安心して過ごせる環境が整っているクリニックを選ぶのも一つの方法です。さらに、待合室での過ごし方を工夫することも効果的です。例えば、キャリーにブランケットをかぶせて、猫が外の刺激を受けにくいようにすると、待ち時間中の不安や緊張が和らぐでしょう。
無理にほかの動物と仲良くする必要はなく、少しずつ病院の環境や音に慣れさせながら、『動物病院では何も怖いことが起こらなかった』という安心感を積み重ねていくことが大切です。」

子猫の飼い主さんからの質問をまだまだ募集しています!

子猫期に大切なことについてのご質問を、ぜひご応募ください!飼い主さんのいくつかのご質問に獣医師がお答えします!詳しくは下記のアンケートボタンをクリック!今後の記事にて、ご紹介させていただきます。

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今すぐアンケートに回答&質問する

ロイヤルカナンは真の健康にこだわり、愛猫の生涯をサポートします

ロイヤルカナンでは、愛猫が生涯にわたり健康を維持し、よりよい生活を送ることができるよう、さまざまな面で活動を行っています。子猫のうちから動物病院に慣れておくことを推奨するのもそのひとつ。動物病院とよい関係を築くことは、愛猫の健康としあわせな暮らしのためにもとても重要です。


獣医師が解説!一生しあわせに暮らすためのこねこ育て
<ロイヤルカナン公式YouTubeチャンネルで公開中!>

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