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<PR>子猫と動物病院のいい関係|子猫の通院をもっと応援!飼い主さんの疑問まるごとQ&A【連載④最終回】

子猫が早いうちから動物病院に慣れることは、将来の健康管理や通院時のストレス軽減のために大変重要です。前回の記事では、子猫教室に通った子猫が動物病院に慣れ、診察室でもリラックスして過ごせるようになるなど、成長の過程をご紹介してきました。

最終回の今回は、飼い主のみなさまから寄せられた「子猫の通院」に関する疑問に獣医師が答えるQ&A先輩飼い主さんが実践している通院のコツをお届けします。そのほか、子猫のお世話に役立つアドバイスも! ぜひ愛猫との暮らしに役立ててください。
子猫教室って?
子猫のうちから動物病院の雰囲気や場所そのものに慣れさせるために行われている取り組みです。社会化経験や刺激の少ない生活を送っている愛猫が、将来病院嫌いになってしまわないよう、子猫のうちから外出し、外の音を聞いたりニオイをかいだりして、動物病院に対する抵抗感を減らすという狙いがあります。
※「子猫教室」は一般的な呼び方です。動物病院ごとに名称や、プログラムの内容・開催頻度は異なります。

これまでの記事では、埼玉県蓮田市にある、らむ動物病院に生後5カ月(※取材時の年齢)の子猫、虎次郎くんが参加する様子をご紹介しました。本記事の最後では、虎次郎くんのその後の成長エピソードもご紹介します。
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獣医師がアドバイス!「子猫の通院」の疑問まるごとQ&A

子猫の飼い主さんから寄せられた疑問について、獣医師にお答えいただきました。

動物病院での過ごし方

Q.動物病院にいる間、できるだけストレスをかけない方法はありますか?

A.動物病院では「愛猫のタイミングを待つ」を心がけましょう!

動物病院で「この場所は怖い」という記憶が残ってしまうと、その先の病院嫌いに繋がってしまうことがあります。そうならないよう、病院内では愛猫を焦らせず、ゆっくり落ち着かせてあげることが大切です。
病院によっては、わざと長めに待合室に居させて慣れるまで時間をかけたり、キャリーケースから強引に出さず、愛猫のタイミングで自分から出てくるのを待ってくれたりする所もあります。飼い主さんの心掛けとしては、予約時間より少し早く着くように行ったり、事前に受付で怖がりな性格であることなどを伝えておくとよいでしょう
また、普段キャリーケースに入るのに慣れていないと不安に繋がりますので、ご自宅であらかじめ入る練習を行っておくのもおすすめです。

Q.成猫になってから初めて病院へ行くより、子猫期からの方がよいのはなぜですか?

A.子猫期は初めての経験も柔軟に受け入れられる時期。今のうちに刺激に慣れさせておきましょう。

室内飼育が主流の今、猫は極端な「社会化不足」「刺激不足」だと言われています。外に出て車の音を聞く、色々な声を聞く、犬の声を聞く、そういった経験を成猫になってから初めてすると、大きなストレスだと感じてしまうことがあります。子猫のうちから通院を通して家の外の世界のさまざまな刺激に慣れさせることは、問題行動の予防にもなります。とはいえ、子猫期であっても嫌な経験はトラウマにつながります。動物病院で楽しい経験ができるように心がけましょう。

また子猫のうちから動物病院に足を運ぶメリットのひとつに、獣医師や動物看護師と早いうちから良い関係性を作れるという点があります。愛猫が大きくなってから初めて病院で診てもらうようなケースでは、飼い主さんが遠慮してしまって言いたいことを全部は言えないでいるケースも。そうならないよう、子猫のうちからしっかりとコミュニケーションをとり、どんな些細なことでも気兼ねなく話せる関係性が作れるとよいでしょう。それが、病気の早期発見にも繋がります。

先輩飼い主さんに聞きました!我が家流「通院のコツ」

ねこのきもちアプリで実施したアンケートに寄せられた、先輩飼い主さんの声をご紹介します。
※「ねこのきもちアプリ」ユーザー調査より。2024年7月2日〜7月8日に実施。(n=1,656人)
✔️キャリーケースの中に、普段使っている毛布やおもちゃを一緒に入れて安心させるようにしています。

✔️普段からキャリーケースをリビングに置いておき、毎日好きなおやつを数粒置いています。宝探し気分で楽しいのか、自然とキャリーケースが好きになってくれました。

✔️動物病院に行く日も、いつもと変わらない態度で過ごします。そして帰宅したら、たくさん遊んであげるようにしています。

✔️犬が苦手なので、かかりつけの動物病院の猫専用の診察時間を確認し、それに合わせて通院しています。

✔️冬は毛布、夏は保冷剤をキャリーケースに置いて、季節に合った保温・保冷対策をしています。

そのほかの疑問もご紹介!

Q.毎日の食べる量にムラがあり、残すこともあるので心配です。

A.子猫期の食べムラはよくあること。適正体重かどうかで判断するようにしましょう。

最初の頃は食欲旺盛だった子猫が、成長するにつれだんだんと落ち着いてくることはよくあります。体重の増え方をチェックして問題なければあまり心配することはありません。動物病院ではそのコの体格にあった適正体重の指導も行っていますので、相談してみるとよいでしょう。

Q.避妊・去勢手術後は、フードの種類を変えた方がよいのでしょうか?

A.手術後すぐではなく、徐々に様子を見て切り替えを検討しましょう。

手術直後は体の回復を優先させ、しばらくはこれまでと同じフードを続けてください。成長期の12カ月齢までは、成長期用の栄養バランスを考慮した食事を推奨している製品もあります。成長期を過ぎたタイミングで、成猫用の食事に徐々に切り替えましょう。その際、愛猫が太りやすい体質かどうかを見極めたうえで、避妊・去勢後用のものに変更するか判断するのがよいでしょう。

Q.歯磨きや爪切りに苦戦しているのですが、コツはありますか?

A.とにかく根気強く、少しずつ進めるのが大切!

歯磨きの場合は、指で唇をめくる練習から始めます。それができるようになったら、次は歯ブラシで唇をめくって歯をちょっとだけ触る練習を行います。歯を触らせてくれるようになったら、ガーゼで拭いて歯磨きジェルを塗る練習をします。どのステップでも、できたらごほうびのおやつをすぐに与えてください。
爪切りの場合も無理強いは決してせず、おやつを食べさせながらや、リラックスして眠たそうにしている時にそっとやってみるなど、少しずつ挑戦してみましょう。動物病院で適切なやり方を早めに確認しておくのもおすすめです。

Q.エネルギーがあり余っているようなのですが、どうすればよいでしょうか?

A.子猫期は、積極的に遊んでエネルギーを発散させてあげましょう。

子猫のうちはとにかく活発なので、存分に動き回れる環境で、飼い主さんが遊んであげてエネルギーを発散させる時間を作ってあげてください。特に夜飼い主さんが寝る前におもちゃでしっかり遊ばせ、そのうえで自分で転がしてフードを出すような知育玩具を与えると、夜中に走り回ることを避けることができるでしょう。
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子猫の通院を体験した飼い主さんの声

「愛猫を子猫期の早いうちから動物病院に連れて行ったおかげで、診察台に上がったり獣医さんに触れられたりしても、いつも怖がることなくリラックスした状態でいられました。私自身も、食事のことや体調のこと、性格のことなど、お世話を通じて日々気になることをその都度獣医さんに相談できたので、とてもよい機会でした。インターネットで調べると情報過多でキリがありませんが、直接虎次郎を診てくださっている先生の回答なら一番納得できるので、迷ったり悩んだりする時間が大幅に減ったと思います。健康だとつい、予防接種のようなたまの機会でしか動物病院へ行かなくなってしまいますが、これからも動物病院に頼りながら、上手にこのコを育てていきたいと思います」
(虎次郎くんの飼い主さんより)

短い子猫期にできることを見逃さないで

子猫のうちから動物病院に慣れておく経験は、この先の健康管理をしやすくする土台となります。また、子猫のうちにできることを増やしておくと、家庭でのお世話もスムーズになり、これからの生活がもっと楽しく充実したものになるでしょう。今しかないこの大切な時期をどうか見逃さず、愛猫の幸せな毎日をしっかりとサポートしてあげてください。

ロイヤルカナンは真の健康にこだわり、愛猫の生涯をサポートします

ロイヤルカナンでは、愛猫が生涯にわたり健康を維持し、よりよい生活を送ることができるよう、さまざまな面で猫オーナーへのサポートを行っています。子猫のうちから動物病院に慣れておくことを推奨するのもそのひとつ。動物病院とよい関係を築くことは、愛猫の健康維持としあわせな暮らしのためにもとても重要です。


獣医師が解説!一生しあわせに暮らすためのこねこ育て
<ロイヤルカナン公式YouTubeチャンネルで公開中!>
監修/
もみの木動物病院 村田香織 先生
らむ動物病院 濱谷楽夢 先生
ながとも動物病院 永友奈々子 先生
提供/ロイヤルカナンジャポン合同会社
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