猫と暮らす
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万が一の備えに 猫のための備蓄品・持ち出し品をチェック!
そこで今回は、猫の備蓄品をストックする効率的な方法や災害時における備蓄品の種類などについて、愛玩動物看護師の西村裕子さんにお話を伺いました。
ローリングストック法で多めの備蓄を
ローリングストック法とは、例えばストックの残りが1週間分を切ったら買い足すという方法です。これを繰り返せば、常に1週間分の備蓄品がある状態をキープすることができます。
災害時、被災地に人用の物資は比較的早く届きますが、ペット用品までは手が回らないことが多く、しばらく入手できない場合も。約1週間は届かないと想定し、猫用の備蓄品はできるだけ多く備えておくといいでしょう。
災害時の持ち出し品をひとまとめにしておく
また、猫の居場所用グッズと一緒に、避難生活に必要な持ち出し品をひとまとめにした防災バッグを用意しておき、玄関などの手に取りやすい場所に用意しておくといいでしょう。
猫と一緒に災害時の訓練をしておく
もし防災バッグが重すぎてスムーズに歩けないとなると、自分の命も愛猫の命も守れません。避難時に持つことができる荷物は、体重の20~30%が目安だといわれています。愛猫の体重と防災バッグの重量を、あらかじめ計算しておきましょう。
自宅避難でも用意しておきたいアイテムのチェックリスト
最低限用意しておきたいもの
・フード、水(最低5日~1週間分)
・療法食、薬
・フードと水飲み用のボウル
・ペットシーツ(最低5日~1週間分)
・トイレ砂
・タオル、シーツ
・愛猫の写真(愛猫とはぐれたときのため)
・愛猫の健康手帳など
・首輪やリード
できれば用意しておきたいもの
・おやつ、おもちゃ
・ブラシ、コーム(抜け毛ケア用)
・ポリ袋
・ウエットティッシュ
・粘着テープや文房具類(キャリーケースの扉に貼って安全確保をしたり、動物情報の掲示に使用したりします)
参考/「ねこのきもち」2025年3月号『万一のとき「愛猫とおうちで避難生活」ということもあるから 自宅避難の心得』
文/東里奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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