猫と暮らす
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お気に入りの猫じゃらしを見て「謎の猫語」をしゃべる猫 鳴き声からわかることを獣医師に聞いた
リズムよく鳴くだいふくくん。飼い主さんが言うように、「ニャッハッハ」「ワッワッワッ」と鳴いているようにも聞こえますが、一体なんて言っているのか気になります。
また、13.6万件以上の「いいね」がつくなど、大きな話題となっていました。
どんな状況だった?
だいふくくんのお気に入りの猫じゃらしを持ちながら動画撮影を開始したところ、だいふくくんはあのように「謎の猫語」をしゃべるかのように鳴き始めたといいます。
だいふくくんの姿を見たときの心境を、飼い主さんはこう話します。
「まず、撮影中は笑いをこらえるのに必死でした。なにかを一生懸命しゃべっているけれど、なにを言っているのかまったくわからないのがおもしろ可愛かったです(笑)」
お迎えした頃からよくしゃべるコ
「生後半年ほどになると、おもちゃを見ると『キャッキャ』とクラッキングするようになりました。1才になる少し前の頃には、クラッキングと『ワンワン』という犬の鳴き声が混ざったような“猫語”をしゃべり始めましたね」
【獣医師解説】「謎の猫語」をしゃべるかのように鳴き始める猫の心理
この鳴き方からは、どのようなことがわかるのでしょうか。ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「飼い主さんもおっしゃっているように、これは猫のクラッキングだと思います。クラッキングとは、獲物やおもちゃに夢中になったり、狩猟本能が刺激されて興奮したときに見られます。
猫にはよく鳴くコ、あまり鳴かないコとさまざまなタイプのコがいますが、それは個体差や個性によるものでしょう。だいふくくんはお迎えした頃からよくしゃべる(鳴く)コだそうですが、鳴くことで感情表現をしたいコはよく鳴く傾向があるかと思われます」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ
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