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いつすればいい?子猫のワクチン接種の必要性&費用や回数も解説!

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猫の「予防接種」は、飼い主さんの判断に委ねられます。とはいえ、打った方が良い?いつ打つの?どんな種類があるの?など、たくさんの疑問があるはず。そこで今回は、ワクチンの必要性や接種すべき時期、回数や防げる病気、そして副反応について解説します。

子猫にワクチンを打つ必要性は?

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「子猫のへのワクチン接種」について、飼い主さんならば検討すべき場面がでてくるでしょう。実は、ワクチンの接種は法律で定められているわけではなく、あくまでも任意とされています。つまり、打つか打たないかは飼い主さん次第。そういわれると「じゃあ別に打たなくてもいいんだ」と思う方もいるかもしれませんが、それはちょっと待ってください。

ワクチン接種の必要性

子猫はとても弱い存在。母猫の母乳に含まれる抗体も2~4ヶ月ほどでなくなってしまいます。さらに母乳で育っていない子猫は、そもそも母親から抗体を貰うことができません。体力のない子猫が感染症を患うと、最悪の場合死に至ることもあります。

しかし、このようなリスクは、ワクチンの接種で軽減できます。もしかかってしまった場合でも、重篤化を防ぐことにつながることもあります。つまり、ワクチン接種は飼い主さんの「責任」ともいえるでしょう。

完全室内飼育でもワクチン接種は必要?

完全室内飼育で一歩も外に出したことがない!という猫でも、感染症を患うリスクはあります。

【考えられる感染経路】
・飼い主さんが、屋外で猫などの動物を触った
・新しく猫を迎え入れた
・来客がどこかで猫を触ったうえでうちに来た(ウイルスを持ってきた)

完全室内飼育の猫は、確かに外で過ごす猫よりも感染症のリスクは低いといえます。しかし、上記の感染経路を断つことは難しいため、リスクはゼロではありません。万が一を考えたとき、ワクチン接種で抗体を付与しておいた方が安心ですよね。

ワクチン接種の時期は?回数は?

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ワクチンの接種は1回だけではありません。子猫のときは年に2~3回、成猫になったら1~3年ごとに1回と、定期的に接種する必要があります。
接種方法は効果や安全性について議論がなされていますが、現在多くの病院では次のような方法をとっています。

子猫期

最初の接種は、母体からの免疫がなくなる生後2~3ヶ月頃。次は、最初の接種の約1ヶ月後にもう1回。3回目を受けるときはその約1ヶ月後。そして最後の接種から6ヶ月~1年後に、追加の接種を行います。この追加の接種は、初年度の接種をさらに強固なものにするという目的があり、「ブースター」と呼ばれます。

成猫期

成猫になったら、1~3年ごとに接種するのが望ましいと言われています。単頭飼育でまったく家から出さない場合など、感染リスクが低い猫はかかりつけ獣医師と相談のうえ、3年に1回ペースを目安にし、多頭飼育や屋外に行く機会が多いなど、感染リスクが高い猫は1年に1回ペースがおすすめです。ノンコアワクチンでは、ブースターの後も毎年の接種が推奨されます。

3種混合?猫エイズ?ワクチンの種類とおおよその値段

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猫用のワクチンには、さまざまな種類があります。下記の3種類のワクチンはすべての猫が接種すべきだとされている「コアワクチン」です。

【コアワクチン】
・猫汎白血球減少症(猫のパルボウイルス感染症)のワクチン
・猫ウイルス性鼻気管炎のワクチン
・猫カリシウイルス感染症のワクチン

では、ワクチンの特徴や値段についてみていきましょう。

1種ワクチン

1種類だけで打つことができるワクチンで、「猫エイズウイルス感染症のワクチン」「猫白血病ウイルス感染症のワクチン」の2種類のワクチンのみ、単体で打つことができます。

猫白血病ウイルスのワクチンは混合ワクチンでも接種できますが、猫エイズウイルスのワクチンは単独接種のみになっています。なお、猫白血病ウイルスのワクチンは、すでに猫白血病になっていた場合は接種できないので注意しましょう。

【料金の目安】
各3,000円~5,000円程度

3種混合ワクチン

ご紹介した「コアワクチン」の3種類が一度に接種できるのが、この3種混合ワクチンです。最低でも、この3種混合ワクチンは接種しておくことをおすすめします。

【料金の目安】
3,000円~6,000円程度

4種混合ワクチン

コアワクチンの3種混合に、猫白血病ウイルス感染症のワクチンを加えたものです。

【料金の目安】
5,000円~7,000円程度

5種混合ワクチン

4種混合ワクチンに、猫クラミジア感染症のワクチンを加えたものです。

【料金の目安】
5,000円~7,000円程度

7種混合ワクチン

5種混合ワクチンに、猫カリシウイルス感染症のワクチンを2種加えたものです。

【料金の目安】
6,000円~8,000円程度

ねこのきもち WEB MAGAZINE「愛猫家なら知っておきたい!健康な猫にも必要な3つの医療費とは?」

ワクチン接種で防げる猫の病気とは

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ワクチンの名前になっている病気が、防げる病気だと考えてOKです。猫エイズや猫白血病など、最悪死に至る病気も多いので、ワクチン接種で病気を予防することが本当に大切です。可能な限り受けさせてあげてください。

ただし忘れてはいけないのは、「ワクチンを打ったからといって病気を100%予防できるわけではない」ということ。ワクチン接種はあくまでも病気の感染リスクを下げること、そして感染した場合の重篤化を防ぐことを目的としています。ワクチンを打ったからと安心しきるのは禁物ですよ。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「愛猫の免疫力を向上させよう!病気にならないための予防策とは」

ワクチン接種による副作用(副反応)も忘れずに

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人がワクチン接種をする際にも、副作用(副反応)が生じることがありますよね。猫も同じで、ワクチンの接種によって副作用が出る場合があります。その中でも特に注意したい副作用が、「アナフィラキシーショック」です。注射後10~30分以内に起こることがほとんどなので、しばらくは動物病院で待機しましょう。

また、接種後1~12時間の間に起こりやすい副作用として、下痢や嘔吐、注射した部分が赤くなるといった症状が挙げられます。心配のない場合もありますが、念のためワクチンを打った病院にすぐ問い合わせてください。

もちろん「副反応が怖いからワクチンを打たない…」という飼い主さんもいるでしょうが、ワクチンを接種しないことによる感染症のリスクと、副反応が起こる確率を天秤にかけた上で、よく考えてみてください。

ワクチン接種の是非については、飼い主さんによって意見が分かれるでしょう。しかし、愛猫を病気から守ることができるのは、飼い主さんしかいません。しっかり考えて決めるようにしましょう。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「猫のワクチン接種の必要性や、心配な副作用について」

参考/「ねこのきもち」 WEB MAGAZINE 『猫のワクチン接種の必要性や、心配な副作用について』(監修:ねこのきもち相談室獣医師)
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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