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子猫をケージで飼うメリット・デメリット|時期やルール〜選び方まで

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子猫を飼うときに注意したいのがケガや事故ですが、ずっと見張っているわけにはいきません。そこで、子猫の安全を確保する手段の1つ、ケージについてご紹介します。メリット・デメリットや慣れさせ方、ルール、選び方から環境、作り方まで見ていきましょう。

子猫をケージに入れるメリット・デメリット

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自由気ままに過ごす猫にケージは必要ないのでは?と思っている飼い主さんも多いかと思います。まずは、子猫をケージで飼うメリットとデメリットを考えてみましょう。

ケージに入れるメリット1: 安全の確保

危険な場所へ立ち入らせないことで、子猫の安全が確保できます。

ケージに入れるメリット2:災害時に備える

普段からケージに慣れさせておくと、避難生活でケージを利用する際に不安なく過ごせます。

ケージに入れるデメリット1:ストレスがたまる

ケージに入れることで好きな場所へ自由に行くことができずに、ストレスがたまってしまう場合もあります。

ケージに入れるデメリット2:運動不足になる

ずっと狭い場所にいると、運動不足になる恐れも。ケージを利用するときは、遊び時間を十分にとってあげましょう。

意外に多い猫のケガ・誤食

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子猫をケージに入れるのはデメリットもありますが、「メリット1:安全の確保」から考えると、子猫の安全を確保するためにケージが役立つことが分かります。それではここで、「室内の危険」について考えてみましょう。アニコム損保「どうぶつ健保」に契約している67,882匹の猫を対象としたデータから、「猫のケガ・骨折などの件数」と「猫の誤食・中毒件数」をご覧ください。

ケガ「猫のケガ・骨折などの件数」

外傷(挫傷・擦過傷含む)  2,475件
咬傷              474件
骨折(前肢・後肢・骨盤以外)  232件
交通事故            111件
骨折(前肢)           94件

データをみると、最も多いのが「外傷」なのがわかりますね。そして、「骨折」も見逃せません。猫が骨折をする原因のほとんどが、交通事故とベランダなど高所からの落下。室内飼いを徹底し、脱走対策を万全にすることがケガの防止につながります。

誤食「猫の誤食・中毒件数」

消化管内異物               766件
その他の中毒性疾患
(チョコレート・タバコ・殺虫剤など)    89件

同じようにデータをみると、最も多いものは「消化管内異物」。異物をおもちゃ代わりにして遊んでいるうち、口に入れてしまうケースが多いようです。また、殺虫剤やタバコ、人の薬など、中毒症状を起こすものを誤食することもあります。理由は分かっていませんが、ビニールやひも状のものを好んで食べる子猫もいます。

子猫をケージに入れるのはいつまで?状況や慣れさせ方

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「子猫は運動能力が低く、行動範囲が限られている」と甘く考えてはいけません。高いところへ登り降りられなくなったり、なぜか隙間に挟まったり、思わぬところに隠れそのまま眠ってしまうといったことがあります。そうなると探すのは至難の業。飼い主さんがそばにいないときには、ケージを利用すると安心です。

ケージに入れておくと安心な状況

・家事で窓や玄関を開けている間
洗濯ものを干しているときや掃除のときなど、玄関や窓を開けておくと脱走の危険があります。ケージ内で過ごさせましょう。

・人の食事中
人の食べ物には、猫が中毒を引き起こすものがあります。誤って食べてしまわないように、子猫はケージに入れておくと安心です。

・お留守番
飼い主さんがいない間は、子猫にトラブルが起きても助けることはできません。事故を防ぐためにもケージに入れておきましょう。

ケージに慣れさせるには習慣が大切

「メリット2:災害時に備える」ためにも、ケージに慣れさせることは大切です。子猫の頃からケージで過ごさせていると自然に慣れてきますが、それでも「出してほしい」と鳴くことがあるでしょう。しかし、そこで「かわいそうだから」と出してあげると、鳴けば欲求が通るとインプットされてしまうのでNGです。欲求が通らないことが分かると、次第に大人しくなるでしょう。ケージ内でゴハンを食べさせる習慣をつけておくのもいいですね。

ケージに入れるのはいつまで?

子猫の性格によって違いますが、生後3ヶ月くらいから徐々にケージ外の生活に慣らしていきましょう。部屋の中でも安心して過ごせるようになれば、ケージは卒業です。子猫の中には、ケージを自分の家だと思い使い続ける子もいます。その場合は、ケージを残しておくと子猫も安心できます。

ストレスが心配!子猫をケージに入れる際のルール

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「デメリット1:ストレスがたまる」「デメリット2:運動不足になる」を考えると、ケージ飼いにはルールが必要なことが分かります。主な注意点は以下の3点です。

長時間入れない

子猫の成長には、運動が欠かせません。狭いケージの中にいると運動不足になり、ストレスもたまります。「5時間以上は入れない」などのルールを作ったうえで、ケージを利用しましょう。

トイレ、寝床、水、フードは必須!

なるべくストレスをためないように、ケージ内にトイレや寝床、水、フードは必ず用意しましょう。すべて清潔な状態で使用できるようにしておくことが大切です。

ケージ外にいる時間はいっぱい遊ぼう!

ケージにいる間、ストレスをためる子猫も多いでしょう。ケージの外に出すときは思いっきり遊んであげてください。ストレス解消と同時に、運動不足解消にもなりますし、飼い主さんと一緒に遊ぶことで、信頼関係も深まりますよ。

ケージの選び方や置き方、環境は?

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ケージを選ぶポイント1:カギやつくりが丈夫なもの

ケージを使う目的は、そこで安心して過ごしてもらうため。簡単に脱走できるケージでは意味がありません。カギや扉がしっかりした金属製のものなどを選ぶと安心です。そして、子猫がぶつかっても外れたり倒れたりしない丈夫なものを選びましょう。

ケージを選ぶポイント2:充分な高さや広さを確保する

猫の運動の基本は上下運動です。なるべく高さがあるケージを用意し、下を見下ろせる環境をつくりましょう。2段以上のものを選ぶとベターです。そして、トイレ、寝床、水皿、フード皿などが置ける広さがあることも重要なポイントです。飼い主さんの生活スペースを圧迫しない程度の大きいケージを選びましょう。

置く場所と環境

・日光やエアコンの風が直接当たらない場所
・コンセントに手が届かない場所
・ドア近辺など人の出入りがある場所は避ける

ケージを置く際には、この3点を意識しましょう。できれば景色の見える窓付近で過ごさせてあげたいですが、野良猫を見て興奮したり、日光が当たって温度調節ができなくなったりする心配があるため、できれば避けたほうが無難です。

子猫用ケージを手作りしてみよう!

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100円ショップで揃えられる材料を使って、子猫用ケージを手作りしてみましょう。一人でも簡単に作れますし、愛猫に合わせてアレンジもできますよ。

材料

・ワイヤーネット
・結束バンド    
・ジョイントマット
・ハサミ

作り方

ワイヤーネットを結束バンドでとめて形をつくります。四方に壁をつくったら天井を形づくり、最後に床にジョイントマットを敷けばOK。その際に気を付けるのは以下のポイントです。

・下の部分に扉を付け、子猫が出入りできるようにしておく。
・トイレ、寝床、水、フードが入るサイズに。活発な子猫なら、ミニタワーが入る大きさにしてもOK。
・結束バンドから飛び出た先端部分は、ケガの原因になるのでハサミで切り落とす。

好奇心旺盛の子猫は、見る物全てがおもちゃになります。コンセントからのびるコードや捨てたゴミなどは、子猫の遊び道具になってしまうことも。飼い主さんが見守れないときは、ケージ内で安全に過ごさせてください。

参考/「ねこのきもち」2017年12月号『データで見る 愛猫を守るためにできることが見えてくる!イマドキ猫の健康事情』(監修:聖母坂どうぶつ病院 獣医師 鵜飼佳実先生)
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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