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【獣医師監修】ロシアンブルーの性格はきつい!?特徴や飼い方を解説

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ロシア皇帝にも寵愛されたという逸話を持つ『ロシアンブルー』ですが、気高さゆえに性格がきついといわれることがあるようです。今回は、そんな気品あふれるロシアンブルーの特徴や性格にまつわる噂の真相、凶暴化した時の対処法、飼育法について解説します。


目次

ロシアンブルーってどんな猫?

ロシアンブルーの性格がきついって本当?

ロシアンブルーが“凶暴化”したら?

ロシアンブルーを飼うには?

気高く賢い性格のロシアンブルーと暮らそう!

ロシアンブルーってどんな猫?

ロシアンブルーのあずきちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

ロシアンブルーの特徴って?

ロシアンブルーはその名の通り、美しいブルーの毛色を持つことで有名です。大きく丸い瞳は、子猫のときには『キトンブルー』と呼ばれる青味がかった色をしていますが、成長するにつれて特徴的なエメラルドグリーンに変化します。
また、口元に浮かぶ微笑みをたたえたような独特のカーブは『ロシアン・スマイル』と呼ばれており、ロシアンブルーが世界中で愛されている理由のひとつです。

平均体重はメスが2~4kg程、オスが4~5.5kg程。全体的にスリムではあるものの、その体つきは筋肉質で引き締まっているため、とてもアクティブで運動が大好きです。

ロシアンブルーの歴史は?

ロシアンブルーの出自については諸説あり、いまだ不明な点も多いのですが、ロシアで自然発生したとされることが多いようです。その気品あふれる美しい姿は、猫愛好家たちだけに留まらず、ロシア皇帝やイギリスのビクトリア女王にも愛されたといわれています。

第二次世界大戦頃には個体数が大幅に激減し、純血種の維持が困難になってしまったようですが、この状況を危惧したブリーダーの懸命な努力による異種交配の試行錯誤の結果、個体数が徐々に安定し、現在のようなロシアンブルーの姿を復活させることに成功したとされています。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「ロシアンブルーの特徴と性格・価格相場|猫図鑑」

ロシアンブルーの性格がきついって本当?

ロシアンブルーのそらくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

巷では、ロシアンブルーの性格がきついという噂があるようです。果たしてそれは真実なのでしょうか。

実際はどんな性格をしているの?

実際のロシアンブルーは、純血種の中でも比較的穏やかな性格をしていて、飼い主さんにも忠実でなつきやすい猫種とされています。個体差はあるものの、あまり鳴かないといわれているため、『ボイスレスキャット』といった異名も持っているのですよ。

“きつい”といわれるのはどうして?

それでは、なぜロシアンブルーの性格がきついといわれるのかというと、おそらく、警戒心が強く臆病な一面を持つためでしょう。繊細な気質でもあるため、ストレスから突然過剰に攻撃的になってしてしまうこともあるようです。

また、ロシアンブルーはその気品あふれる出で立ちからファンも多く、とても人気の高い猫種なのですが、見知らぬ人にはときに攻撃的になる点も、「性格がきつい・悪い」「凶暴」などといわれてしまう理由のひとつでしょう。

ロシアンブルーが“凶暴化”?したら・・・

ロシアンブルーの露くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

一般的に、ロシアンブルーなどの怖がりで繊細な気質を持っている猫は、突然の刺激や環境の変化などに対しストレスを感じやすいといわれています。
そして、このようにしてストレスを感じると、猫は自分自身を守ろうする気持ちが急激に高まるため、突発的に激しい攻撃行動が見られることが。このような猫の行動は、一見すると“狂暴化”しているように見えるかもしれません。

それでは、ロシアンブルーが突然攻撃的になってしまったときは、どうしたら良いのでしょうか。ここでは、その様子や対処法について紹介します。

突然攻撃的になると?

ロシアンブルーが突然攻撃的になったときには、以下のような様子が見られます。

  • 「シャーッ」といった声を出しながら威嚇する
  • 牙をむき出して噛み付く
  • 爪を出して猫パンチをする


なお、猫に噛み付かれたり引っかかれたりしてできた傷口は治りづらく、菌に感染してしまうと化膿したりリンパ腺が腫れたりするなど、重症化してしまうこともありますので、病院で適切な治療を受けるようにしましょう。免疫力が低下しているときなどは特に注意してください。

突然攻撃的になったときの対処法は?

まずはその場を離れ、猫が落ち着くのを待ちましょう。このとき、できれば別室に移動するようにしてください。その後、猫が落ち着いたら同じ部屋に戻ってもOKです。ただし、猫が落ち着いていたとしても、人から近寄るのではなく、猫から近寄って来るのを待つようにしましょう。

突然攻撃的になったからといって、大きな声で叱ったり体罰を与えたりすることは、ロシアンブルーの怒りを増長させることにもつながるため、絶対にやめましょう。攻撃的になっているときは我を忘れてしまっている場合もあるため、飼い主さんは常に冷静に対処しなければなりません

ロシアンブルーを飼うには?

ロシアンブルーのトルコくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

必要な飼育環境は?

ロシアンブルーは厚い被毛を持つため、寒さに強い反面で、暑さにはとても弱い猫種なので、夏場などは生活環境に特に注意が必要です。外出時はクーラーで室温を27℃以下に保ち、水飲み場を増やしたり、猫用の涼感グッズを取り入れたりするなどして、快適に過ごせる環境を作ってあげるようにしてください。

また、ロシアンブルーはストレスに弱い繊細な気質のため、日常生活はもちろん来客時などには、身を隠せる場所をあらかじめ用意するなど、日ごろから配慮をしてあげると、ストレスを軽減する効果が期待できるでしょう。

気を付けたい病気は?

ロシアンブルーを飼育する上で特に気をつける病気は、主に以下の通りです。

  • 糖尿病
  • 泌尿器系疾患


また、どの猫にもいえることではありますが、肥満は多くの病気の原因となりうるため、運動量や食事量に配慮しつつ、最適な体重を維持できるよう、積極的に遊びに誘ってあげるといった工夫も必要でしょう。

寿命はどのくらい?

ロシアンブルーの平均寿命は約10~12才といわれており、一般的な猫の平均寿命が15才前後とされているのに比べると、やや短命ともいえます。しかし、猫の寿命は生活環境によっても左右されるため、健康に配慮しストレスのない生活をさせてあげることで、長生きさせてあげることもできるかもしれません。

気高く賢い性格のロシアンブルーと暮らそう!

ロシアンブルーのスピカくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

やや神経質な面を持つロシアンブルーと一緒に暮らしていくためには、彼らの性格の特性を理解して、きちんと向き合うことが大切なポイントです。もともとは穏やかで賢い性格をしているので、たくさんの愛情を注いであげれば、きっとその気持ちに応えてくれることでしょう。

この記事でロシアンブルーへの興味が深まった方は、ぜひ魅力あふれるロシアンブルーの飼育を検討してみてくださいね。

ねこのきもち WEBMAGAZINE「ロシア皇帝もメロメロだった? ロシアンブルーの魅力満載」

参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『ロシアンブルーの特徴と性格・価格相場|猫図鑑』(監修:CFAオールブリード国際審査員 サンフラワーキャットクラブセクレタリー 高野八重子先生)
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/mieux
※性格は個体差にもよりますのであくまで参考としてください。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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