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【専門家監修】猫のキャリーは必需品!その理由と慣らし方、選び方
猫のキャリーケースはなぜ必要なの?
その際に必要となってくるのが、猫用のキャリーケース。ボストンバッグやバスケットで代用を考える方もいるかもしれませんが、生き物が入ることを想定していないものは猫にとって危険となる可能性があるので、必ず猫専用のものを用意するようにしましょう。
また災害時などは、キャリーケース自体が避難先での猫の居場所になります。
猫のキャリーケースを選ぶときのポイントは?
第一に着目したいポイントは、猫の安全を守るためにも丈夫であるかどうかということでしょう。キャリーケースに慣れるまで、暴れてしまう猫も少なくありません。安価な商品を買ってもすぐに壊れてしまっては意味がないので、耐久性に優れた、長く使える商品を探したいところです。
また、ソフトタイプのキャリーケースを選ぶ場合は、どの程度安定感を維持できるかも大切です。
猫が過ごしやすいものを選ぶ
もし子猫のときにキャリーケースを購入するようなら、成長後のサイズを考慮して選ぶのがおすすめです。購入の際には耐荷重を確認しておくとよいでしょう。
また、掃除やお手入れがしやすいものを選ぶことも、ケース内の快適性を保つためには欠かせないポイント。臆病な猫だと慣れない環境におびえて粗相をしてしまうこともあるので、簡単に掃除ができるか確認しておきましょう。
使いやすいものを選ぶ
例えば徒歩での移動が多い場合や、短時間の外出などの場合なら、持ち運びの楽なソフトタイプのものがおすすめです。一方で動物病院など、待ち時間が長いことが考えられる状況なら、ハードタイプのものがよいでしょう。また、上部に扉のついているタイプや、上部を取り外しできるタイプのキャリーケースだと、猫をキャリーから出さずに処置を行ってもらえるのでおすすめです。
おすすめの猫用キャリーケース
※キャリーケースは猫の性格や生活環境との相性が大切です。ここでご紹介したキャリーの使用については、ご自身のご判断でお願いします。
LAGER CORPORATION モバイルペットベット Sleepypod
慣れたものを使用できるので、猫のストレス軽減にはもってこい。水洗いもできるので、衛生面でも優れものです。
TOUCHCAT ペットキャリーバッグ
リッチェル キャンピングキャリー
プチリュバン ペットキャリーバッグ50
N4スタイル ラタンキャリーベッド
猫をキャリーケースに慣らす方法は?
外出時の猫の負担を減らすためにも、日ごろからキャリーケースに慣らしておくことが大切です。
猫の生活スペースに置いて、徐々に慣らしていこう
また、キャリーの中に猫の愛用しているアイテムを入れておくのもよいでしょう。猫は自分のニオイがついたものに安心しますので、愛用の毛布やタオルなどを敷いてあげるのがおすすめです。
猫がキャリーケースに対して警戒をとき、中でくつろぐようになったら、実際にキャリーを使って近所を5分ほど散歩してみてください。
猫のためにも、キャリーケースはしっかりと準備しておこう!
市場にはさまざまなタイプのものが出回っているので選ぶのが大変かもしれませんが、上記の内容を参考に、生活スタイルや猫の性格に合わせて絞りこんでみてください。
慣れるまでに時間がかかったり、愛猫に適したものがすぐに見つからなかったりすることもありますので、猫を迎え入れたら早めに準備を進めるように心がけたいですね。
「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『猫移動の必需品キャリーケース!必須アイテムに慣れさせる方法は?』
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/kagio
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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