猫と暮らす
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トイレや爪とぎ、食事……生後1ヶ月ごろから子猫に教えたい3つのこと。
子猫と暮らすことになったとき、いつから何を教えればいいのか迷いますよね。今回は、生後1ヶ月頃から教えたい「トイレ」や「爪とぎ」について解説します。また、この時期は好奇心から盗み食いする子猫もいるため、やめさせる方法もご紹介していきます。
生後1ヶ月から教える「トイレ」
子猫が自力で排泄するようになるのは、固形の食事をとり始める生後1ヶ月頃から。「トイレでの排泄」を教えていくのはこの頃からがベストです。
落ち着かなくなったらトイレへ誘導
子猫がソワソワ、ウロウロと落ち着きがなくなったら、トイレへ連れて行き、排泄させましょう。
子猫が入りやすいような工夫をして常にトイレを清潔に保っていれば、子猫は安心して排泄できます。この行動を繰り返すうちに、子猫はトイレの場所を覚え、自分からトイレへ行くようになるはずですよ。
- 人の出入りが少なく落ち着ける場所に、トイレ砂を敷いた猫トイレを設置しておきます。
- 子猫の落ち着きがなくなったら、トイレへ誘導して排泄させましょう。
子猫が入りやすいような工夫をして常にトイレを清潔に保っていれば、子猫は安心して排泄できます。この行動を繰り返すうちに、子猫はトイレの場所を覚え、自分からトイレへ行くようになるはずですよ。
トイレの形状や砂の種類はさまざま
猫のトイレの形状は主に3種類。落ち着いて排泄できるフード付きトイレ、フチに足をかけられるフードなしのトイレ、下にシートを敷くタイプのシステムトイレなどがあります。子猫の性格や、お手入れのしやすさを考えて選びましょう。
トイレの砂も種類がさまざまで、粒の大きさや重さ、原料が異なります。子猫は「トイレ後に気持ちよく砂をかきたい」という欲求があるため、小さめの粒の砂を好むことも。
トイレの砂も種類がさまざまで、粒の大きさや重さ、原料が異なります。子猫は「トイレ後に気持ちよく砂をかきたい」という欲求があるため、小さめの粒の砂を好むことも。
生後1ヶ月から「爪とぎ器」を与えよう
猫が爪とぎするのには、マーキングや爪のメンテナンス、気持ちを落ち着かせるためなど、さまざまな理由があります。どれも本能からくる欲求なので、やめさせることはできません。
生後1ヶ月を過ぎると、子猫は爪の出し入れができるようになります。この頃から爪とぎ器を使って爪をとぐことを教えておけば、家具や柱への被害が少なくなるかもしれません。
生後1ヶ月を過ぎると、子猫は爪の出し入れができるようになります。この頃から爪とぎ器を使って爪をとぐことを教えておけば、家具や柱への被害が少なくなるかもしれません。
爪とぎ器にはいろいろな種類がある
爪とぎ器に使用される素材は、主に布・段ボール・麻・木の4種類で、床に置くタイプや垂直置きのタイプなどがあります。
子猫の好みと管理のしやすさの両方を考慮して選びましょう。
子猫の好みと管理のしやすさの両方を考慮して選びましょう。
飼い主がいないところでの「盗み食い」をやめさせるには?
まずは「与えないこと」
身体能力の高い猫は、素早くテーブルへ登って人の食べ物を盗み食いすることも。
これには、飼い主さんの日頃の行動が関係しているかもしれません。ご飯のとき、そばに寄ってきた愛猫に「おすそわけ」と人の食べ物を与えてはいませんか?
この行為は、猫に人の食べ物を「自分が食べていいもの」と覚えさせ、盗み食いの原因になってしまう場合があります。盗み食いをさせないためには、そもそも人の食べ物を与えないことが肝心です。
これには、飼い主さんの日頃の行動が関係しているかもしれません。ご飯のとき、そばに寄ってきた愛猫に「おすそわけ」と人の食べ物を与えてはいませんか?
この行為は、猫に人の食べ物を「自分が食べていいもの」と覚えさせ、盗み食いの原因になってしまう場合があります。盗み食いをさせないためには、そもそも人の食べ物を与えないことが肝心です。
手を叩いて気をそらす
しかし、中には好奇心から盗み食いをする子猫も。その場合は、食べ物を取ろうとしたタイミングで「パチンッ」と手を叩き、大きな音を出して気をそらしましょう。子猫がひるんだ隙に、食べ物から遠ざけます。
このように「盗み食いをすると楽しくないことが起こる」と覚えさせることで、食卓にある食べ物を取ろうとしなくなるでしょう。
このように「盗み食いをすると楽しくないことが起こる」と覚えさせることで、食卓にある食べ物を取ろうとしなくなるでしょう。
トイレや爪とぎの失敗、盗み食いなどは「困った行動」として飼い主さんを悩ませがち。子猫のうちから正しい行動を覚えさせることで、猫も飼い主さんも快適に過ごせるようになるはずですよ。
参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『成猫になると難しい?生後1か月から始められる子猫のしつけのコツとは?』(監修:ねこのきもち相談室獣医師)
文/松本マユ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/松本マユ
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