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スタッドテイル[すたっどている]
尾の付け根に近い背中にある、脂を分泌する腺(尾腺)が炎症を起こす病気。分泌物が尾腺の周りの毛に付着し、汚れてしまう。炎症を気にした猫がひっかいたりなめたりすることで脱毛したり、さらに細菌感染を招くこともある。毛を刈って消毒し、シャンプーで清潔にすることで治療する。細菌感染している場合は抗生物質も使う。
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下部尿路症候群[かぶにょうろしょうこうぐん]
結石が尿道に詰まって尿が出にくくなる、尿路を傷つけてしまうなど、膀胱と尿道に関係する疾患の総称。もともと猫の尿は濃く、さらに食事などの影響で尿中に結晶(結石)ができやすくなることがある。とくに尿道が細いオスは結晶が詰まりやすく、完全に詰まると尿毒症を発症し、命に危険を及ぼすことも。療法食などで治療する。
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リンパ腫[りんぱしゅ]
リンパ組織に腫瘍ができる病気で、食欲がなくなり体重が減り、活動的でなくなる。首の下や後ろ足のリンパ節にできることが多い。また呼吸器に影響を与え、咳や嘔吐などの症状が現れることも。抗がん剤を用いる化学療法、放射線療法で治療を行うが、完治することはほとんどなく、延命が目標となる。猫白血病ウイルスへの感染で発症する場合もある。
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『猫の膀胱炎』について獣医師に聞いてみました。
飼い主さんが知っておきたい猫の健康について獣医師さんに聞いてみました。今回のテーマは、『猫の膀胱炎』です。猫の膀胱炎とは、膀胱に炎症がおこる病気です。猫の泌尿器疾患の中では発症率が高く、治療できなかった後も再発には引き続き注意が必要です。原因は様々ですが、特に猫の場合、原因が特定されない「特発性膀胱炎」もあります。(監修/ねこのきもち獣医師相談室)
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慢性腎臓病[まんせいじんぞうびょう]
慢性腎不全とは、腎臓の機能低下が3か月以上持続してみられるか、もしくはGFR(糸球体濾過量)の50%以上の障害が確認された状況です。腎臓の組織が徐々に壊れて働きが悪くなり、血中の老廃物を排出できなくなる病気です。とくに高齢になると猫はかかりやすくなる傾向があります。慢性腎不全になると、たくさんオシッコをするようになります。一般的に療法食や点滴で治療します。
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「もうダメか…」 瀕死状態で道路に横たわる子猫 先輩猫たちに見守られ元気な“おてんば姫”に
@neco_sekaiさんの愛猫・ひめちゃんは、2022年7月、飼い主さんが車で仕事を向かう途中、道路の真ん中で行き倒れ、瀕死状態になっているところを保護されました。数々の治療を乗り越え、元気を取り戻したひめちゃんですが、特に症状のひどかった白濁した目は完治するに至らず、視力に支障が残ってしまったそう。現在は、19匹の猫“きょうだい”と仲良く暮らしているひめちゃん。これまでの軌跡について詳しいお話を伺いました。
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後悔しないために。愛猫の終活について今から考えてみませんか?
愛猫が病気や老衰により残りの命が長くないとわかったとき、飼い主としてできることはなんでしょうか。できることは環境によって異なりますが、それぞれの最善を尽くして愛猫の最期を迎えてあげましょう。
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ガリガリでふらふらしている野良猫を見つけました。動物病院に連れて行ったほうがいいですか。
野良猫を保護して動物病院に連れていく行為は、その野良猫に対して愛情を持って飼養する責任を負うことです...
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腎障害がありますが、長生きしてほしいと思っています。
長く生きて欲しいと願うのは、どの飼い主さんにも共通の願いかと思います。特に腎障害など、もともと基礎疾...
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14歳の愛猫が肥大型心筋症で亡くなりました。10日前に手足がガクガクしていたときに動物病院に行けば長生きできたでしょうか。
ご相談者様の愛猫は、肥大型心筋症で亡くなられてしまったのですね。心臓病は、突然死を起こす病気です。治...
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8歳のメス猫です。最近口臭がひどくなってきました。考えられる病気を教えてください。
ご相談者様の愛猫は8歳とのこと、最近口臭がひどくなってきたのでしょうか。口臭の症状があり、猫によくみ...
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猫にも必要? 気になる「セカンドオピニオン」について解説します
徐々に認知度が上がってきている「セカンドオピニオン」。人だけでなく、猫もセカンドオピニオンを受けることが可能です。今回は、セカンドオピニオンの概要や、受けるべきタイミング、受けると決めたときに考えることなどを解説します。
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今朝から5回続けて吐いています。食欲もいまいちで夕方まで便もでていないのですが、かかりつけの動物病院はお休みです。明日でも大丈夫ですか。
ご相談者様の愛猫は、今朝から続けて吐いていて、食欲もあまりなく、便もでていないとのこと。大変心配な症...
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19歳になる日本猫です。喉に炎症があると言われ、かかりつけの獣医師にネブライザーでのステロイド療法をすすめられていますが、心配です。他の方法はありませんか。
ネブライザ—は、特別な機械で薬剤の粒子を微細なものにして、気道の奥のほうまで高濃度に薬剤を浸透させた...
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アレルギー性皮膚炎と言われています。目の周りに痒みがあるようです。そのようなアレルギーがあるのでしょうか。
アレルギー性皮膚炎は、基本的には免疫が関わる全身性の疾患です。ですが、体の特定の部位で、特にかゆみが...
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どんな基準で選ぶ? 保険診療じゃない猫の病院との付き合い方
自由診療の獣医療は、病院によってその価格やサポート内容が大きく異なります。どんな基準で病院を選び、病院とどう付き合っていけばいいのか、お金と健康管理の観点から解説します。猫のかかりつけ医を探している人は必見です。
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皮膚糸状菌症を繰り返しています。
皮膚糸状菌症は、糸状菌という真菌が原因の皮膚病です。真菌による皮膚病は、表面上は治ったように見えてい...
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皮膚の状態が悪く、抗生剤を飲んでいるのに猫風邪の症状が出てきました。皮膚用の抗生剤は猫風邪には効かないのでしょうか。
猫風邪の原因は1つとは限らず、ヘルペスウイルス、カリシウイルス、クラミジアなどが2つ、または3つが同...
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飼い主がきづいてあげられる猫の病気 見た目に現れる異変を獣医師に聞いた
病気の症状は見た目と行動にあらわれます。しかし猫は、その習性から病気になっても不調を隠す傾向があり、ほかの動物に比べて気づきにくいことも。今回は獣医師の重本仁先生に、体の一部に異常が見られる病気について解説していただきました。
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耳の皮膚にハゲとかさぶたができていて、ジュクジュク赤くなっています。動物病院に行ったほうがいいでしょうか。
耳に起こりやすい感染性の皮膚病がいくつか知られています。疥癬(かいせん)、ニキビダニ症、真菌症などで...
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