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月年齢別【猫の適正体重早見表】何kgから肥満?測定方法から予防まで解説

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猫の体重変化は健康管理のバロメーター。適正体重を知ることは、病気の早期発見にも役立ちます。適正体重早見表をもとに、愛猫が何kgを超えたら注意が必要か、また肥満ややせすぎにより考えられる病気、肥満予防のチェック方法などを解説します。

猫の適正体重とは

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猫の成長期は生まれてから1才くらいまでです。特に、生まれたばかりの子猫は毎日体重が増加するなど、見る見るうちに成長していきます。オス・メスの違いや猫種など個体差はありますが、平均的な猫の体重は生まれてすぐが100gほど、生後2週間で約3倍の300gほどまで増加。生後1ヵ月で約400~500g、生後3ヵ月で約1.0~1.5kg、そして体重増加がほぼ止まる生後12ヵ月には、約3.0~5.0kgまで成長します。

適正体重早見表

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参考:猫の栞(https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/386.html)









































週齢・月齢 体重
生後0週 約100g
生後1週間 約150~200g
生後2週間 約200~300g
生後3週間 約300~400g
生後1ヵ月 約400~500g
生後2ヵ月 約950g~1.0kg
生後3ヵ月 約1.0~1.5kg
生後6ヵ月 約2.5~3.0kg
生後9ヵ月 約3.0~3.5kg
生後12ヵ月 約3.0~5.0kg


なお、代表的な猫種によるサイズごとの平均体重は次のようになっています。

【猫種別】適正体重目安

猫は品種によっても体重に違いがあります。代表的な猫種を小型・中型・大型に分けて体重を比較してみました。


















サイズ 猫種・体重
小型 ・シンガプーラ/2.0~3.5kg ・ロシアンブルー/3.0~5.5kg ・アメリカンカール/3.0~5.0kg
中型 ・アメリカンショートヘアー/3.0~7.0kg ・ペルシャ/3.5~7.0kg ・ヒマラヤン/3.0~5.5kg
大型 ・メインクーン/4.0~10.0kg ・ベンガル/5.0~10.0kg/ ・ラグドール/4.5~9.0kg

ねこのきもち WEB MAGAZINE「ねこ図鑑」参照

大型種は小型種に比べて体重の最高値が重くなっていますが、それぞれの猫を種類別に見ていくと、同品種でも体重の数値にかなりの開きがあります。そのため、小型種でも中型種と同等の体重であることも。
このように、猫の個体差によって適正体重は変化するため、数値はあくまで目安とするのが良いでしょう。

何kgからが肥満?愛猫が○kgを超えたら

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前述したように、同種の猫でも個体差により体重の開きがあるため、「何kgを超えたら肥満」とは一概にいえません。ただ、一般的な「肥満」の考え方として、犬や猫の場合はその個体の適正体重より15~20%を上回った状態を肥満といいます。
一般的な猫の体重が3.0kgなら約3.5~3.6kg以上、5.0kgなら約5.8~6.0kg以上が肥満ということになるでしょう。

この計算で考えると、標準的なサイズの猫の場合、6.0kgを超えると肥満の疑いがあるともいえます。さらに、8.0kgを超えると適正体重を大幅に上回ることになり、肥満と考えたほうが良いかもしれません。
ただ、大型種であるメインクーンやラグドールなどは適正体重も重いため、8.0kgを超えたらただちに肥満ということではありません。あくまで、猫の種類や全体的な体格を見たうえで、一般的な適正体重はひとつの判断材料とするのが良いといえるでしょう。

肥満予防のチェック方法

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猫の体重のはかり方

猫の体重をはかるときは、次のような方法を試しましょう。

1.飼い主さんが猫を抱えた状態で、すばやく体重計に乗る。
2.1ではかった数値から飼い主さんの体重を引く。

また、猫がキャリーケースやベッドに乗っていたら、それごと体重計に乗せる方法もあります。その場合は、はかった数値からキャリーケースなどの重さを引きます。

肉付きなどの見た目でチェック

猫の肥満度をチェックする方法として、体重だけではなく肉付きなどから判断する方法があります。自宅でもできる肥満度チェックの方法として参考にしてみてください。(飼い主さんのチェックでは肥満か否かの判断が甘くなってしまうこともあるため参考程度にとどめ、定期的に獣医師にチェックしてもらいましょう)

1.前足の付け根から腰に向けて手のひらで触る

猫が平らな場所で伏せている状態のときにおこないます。まず、前足の付け根にある肩甲骨の後ろあたりから腰までを、両方の手のひらで撫でるように触ります。このとき、肋骨の感触がどのくらい感じられるかで判断します。

・肋骨の凹凸がわかる→標準体型
・肋骨の感触がかろうじてわかる→ぽっちゃり体型
・肋骨の感触がなく、どこにあるかわからない→肥満気味

2.立った状態の猫を真上から見て、腰のくびれを確認

猫が立った状態のときに真上から見て、ウエストにどの程度くびれがあるかを見て判断します。

・くびれの位置がなんとなくわかる→標準体型
・くびれの位置がわからない→ぽっちゃり体型
・くびれがなく、ウエスト部分が膨らんでいる→肥満気味

3.立った状態の猫を真横から見て、お腹の膨らみ方を確認

猫が立っている状態を真横から見て、お腹の膨らみ具合を確認します。張りがなく膨らんでいるときは、皮膚が垂れているだけで肥満ではない可能性も。触れることで判断しましょう。

・お腹のラインが床とほぼ平行になっている→標準体型
・下腹部がぽっこりと膨らんでいる→ぽっちゃり体型
・お腹全体に大きな膨らみがある→肥満気味

肥満により引き起こされる可能性がある病気

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肥満が原因となりやすい猫の主な病気には、次のようなものがあります。愛猫に異変を感じたら、すぐに獣医師へ相談しましょう。

・糖尿病…インスリンが体内でうまく作用せず、高血糖に。
・肝リピドーシス…肝細胞の中に中性脂肪が過剰に溜まることで起こる機能障害。
・呼吸器疾患…肥満により肺の運動に負担がかかり、息が上がるなど呼吸器に影響が出る。
・皮膚病…肥満により全身の毛づくろいがままならなくなる結果、不衛生となり、脱毛症などにつながる。
・膀胱炎、尿結石…肥満で動くのがつらくなることからトイレに行く回数が減り、さらに運動不足で水を飲む量が減ることで、膀胱で尿が凝縮されることに。

やせすぎにより引き起こされる可能性がある病気

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一方、やせすぎにより考えられる病気にはどういったものがあるのでしょうか。愛猫が急激に痩せだしたときに考えられる病気のひとつに「リンパ腫」があります。

リンパ腫とは

リンパ腫とは「血液のガン」で、白血球の中でリンパ球がガン化したものをいいます。リンパ腫は、皮膚やリンパ節、内臓などどこの場所にもできるおそれがあります。若い猫の場合は前縦隔型や多中心型の発生が多く、老齢の猫の場合は脾臓や腸にできる「消化器型リンパ腫」が多い傾向にあります。
血液の病気のため代謝に影響が出やすく、体重が急激に減少するといった症状があらわれます。そのほかにも、食欲不振や頻繁な嘔吐、貧血、下痢などの症状が見られることも。

万が一、愛猫が病気になってしまった場合でも、保険に入っておくと動物病院にかかる際も安心です。健康で長生きしてもらうために、検討してみてはいかがでしょうか。

出典:『ねこのきもち』2016年7月号「見てわかるヘルスチェック」、ねこのきもち特別編集『子ねこのきもち』、『長生きねこのきもち』

体重の変化は健康をはかるバロメーター

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肥満はあらゆる病気の原因となります。また、やせすぎているときも、なんらかの病気を疑ったほうが良いかもしれません。適正体重はあくまで目安として、愛猫が健康でいられるよう、体型の変化に気をつかってあげましょう。そして、いつもと様子が違うなと感じたら、すぐに動物病院で受診することが大切です。愛猫にかかる医療費負担の面からも、保険への加入を考えましょう。

猫は言葉で異変を伝えられないからこそ、飼い主さんが日ごろから愛猫の体調管理をすることが大事です。愛猫のちょっとした変化に気が付けるよう、普段の様子をよく観察してくださいね。

ねこのきもち健保

「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『ペット保険とは~ペット保険(1) 』

「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『ペット保険のメリット~ペット保険(2)』

「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『ペット保険の選び方~ペット保険(3)』

「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『ペット保険の保険料~ペット保険(4)』

参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『愛猫の肥満と適切なエネルギー量の関係~原因・チェック方法・対策』
   「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『子猫の体重が増えない?増えすぎ?目安や成長による変化チェック法』
   「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『肥満チェックと成功するダイエット』
   「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『愛猫が急激に痩せだした…可能性のある「恐ろしい病気」とは?』
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/kate
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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