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猫の体重について~測定の方法、標準的な数値の目安、体重の増減でわかる病気まで

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猫の体調の変化は、体重などに如実に表れます。平常時の体重を飼い主さんが知っていれば、猫に異変が起きたときに数値で比較でき、病気の早期発見につながります。体重の測り方、体重測定の頻度、標準的な体重、体重の増減で考えられる病気について解説します。

猫の体重測定はキッチンスケールや人用体重計を利用して

乳飲み猫はキッチンスケールが便利

体重500gぐらいまでの乳飲み猫は、グラム単位で量れるキッチンスケールを利用すると、正確に測定しやすいでしょう。食器用ボウルなどに子猫を入れて、キッチンスケールの上にのせて。

猫が大きくなったら人用の体重計で

体重500g以上の子猫や成猫の体重測定には、人用の体重計を利用します。精密に計測できるデジタルタイプがおすすめです。まず飼い主さんが猫を持ち上げ、すばやく体重計にのって測定。その後、ふつうに自分の体重をはかり、先の数値から差し引いた数値が、猫の体重になります。猫がキャリーケースや猫ベッドにいたら、そのまま体重計にのせて、はかった重さからキャリーケースなどの重さを引いてもOKです。また、ベビースケールを猫にも使うのも一案です。上部がトレーになっているものなら猫を直接のせることができます。10g単位で表示されるので、持病のある猫やシニア猫など、細かく数値を確認したいときに便利です。

体重測定の頻度について

乳飲み猫は週に1回以上、体重測定を

“育猫”日記をつけていると、体調に変化があったときに、過去の記録が参考になります。食事の内容と量、排泄の様子と量、体重の変化は、成長期には発育状態を確認する重要な手がかりになります。4カ月齢頃までは日々体が成長して、体重も増え続けるため、週1回以上はかりましょう。

4カ月齢以降は月に1回が目安

4カ月齢を過ぎた猫や、成猫は月に1回体重をはかり、カレンダーなどに記録しておくといいでしょう。ただし、持病のある猫やシニア猫は健康を管理する上で、週に1回の測定をおすすめします。

猫の一般的な体重の目安

生まれたての乳飲み猫の体重は約70g

個体差はありますが、出生~4日は体重約70~110g、5~10日は体重約200g、11~14日は体重約200~300g、15~21日は体重約300~400gが目安です。

成猫の体重はオス4~5kg、メス3~4kg

1才以降で、一般的な体格の猫の場合、オスは4~5kg、メスは3~4kgが体重の目安です。ただし、健康維持に最適な適正体重は、猫種や骨格の大きさ、筋肉量などによりかなり個体差があります。動物病院での健康診断のときなどに、獣医師に愛猫の理想体重を判断してもらうといいでしょう。

体重が急激に増減したら病気の疑いあり

少しの体重の増減は、見た目では気付きにくいため、定期的に体重測定することが大切です。猫の食欲が落ちやすい夏は、健康な猫でも体重が減ることがありますが、涼しくなって元の体重に戻れば心配ありません。ただし、1カ月で10%以上の増減が見られたら要注意です。食べているのに体重が減少する場合は、甲状腺機能亢進症や糖尿病などの病気が疑われます。一方、体重の増加は腹水などが疑われるため、増減ともに早めに動物病院で受診しましょう。

出典:『ねこのきもち』2016年7月号「見てわかるヘルスチェック」、ねこのきもち特別編集『子ねこのきもち』、『長生きねこのきもち』

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