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猫パンチは3種類ある!?その意味と見分け方を画像と動画で解説!

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猫が前足で何かを叩く動作の通称「猫パンチ」。猫パンチには、遊び・攻撃・不快感といった3つの意味があり、それぞれ力の強さも違ってくるのです。今回は猫パンチをする意味や力加減、その受け止め方を解説!さらに利き手についての雑学もお楽しみください。

猫パンチ その1「遊び」

猫パンチ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

「遊び」の猫パンチの意味と見分け方

目の前にあるおもちゃに向かって、前足をそーっと伸ばしチョンっと触れる。しばらく観察したあと、もう一度チョンっと触れ、何も起こらないことが分かると連打攻撃を開始する。こんな姿を見たことはありませんか?
これは「遊び」の猫パンチと考えられます。このとき、猫の爪を見るとキチンとしまってあるのが分かるでしょう。ほかにも、飼い主さんの足をチョイチョイっと叩いたり、新しい段ボールをチョンっと触ってみたり。この場合は「かまって欲しい」「安全かな?」と、相手に刺激を与え反応を見ている可能性があります。

力加減

「遊び」の猫パンチは、チョンっと触る程度から始まり、エキサイトするにつれ威力を増していきます。加減をしなくなると痛さを感じるほどのパンチ力になりますが、押さえつけるようなパンチをすることが多いので、ケガを負ったりおもちゃを破壊したりすることはないでしょう。

受け止め方

「遊び」の猫パンチをしている姿に、可愛らしさや癒しを感じる飼い主さんもいることでしょう。それは、猫の好奇心や興味、甘えからくるしぐさと見て取れるからかもしれません。しかし、猫が夢中になってくると猫パンチがとても痛く感じることも。
痛いと感じたときは、「あっ」「ダメ」など短い言葉で猫を一瞬驚かせ、猫がハッとしている隙に離れます。猫に「強い力でパンチすると、楽しい時間が終わる」と学習させるのに効果的です。

猫パンチ その2「不快感」

猫パンチ2
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

「不快感」の猫パンチの意味と見分け方

愛猫を抱っこしたらいきなり猫パンチされた、なでていたら突然猫パンチされた。なんて経験ありませんか?飼い主さんが愛情を示しているとき、拒否するように猫パンチされると悲しくなりますよね。しかし、猫は愛情自体を否定しているわけではないのでしょう。
猫は自由気ままな動物です。気分がのらないタイミングで抱っこされたり、しつこくスキンシップされたりすると不快な気分になることがあります。そんなときは、相手が大好きな飼い主さんでも「やめて!」と猫パンチすることが。イライラしている場合は、爪を出していることもあるので気を付けましょう。

力加減

「不快感」を表す猫パンチは、その行為をやめるよう促すものなので、単発で終わる場合が多いでしょう。力加減は遊びの猫パンチより強めになり、爪が出ていれば引っかかれてしまうことも。そのほか、不快感を表すときは噛むこともあるので注意が必要です。

受け止め方

猫パンチをされたとき、猫が「不快なのかな」と感じたらその行為をやめましょう。
たとえば「抱っこ」は、猫からすれば“拘束される”と感じることがあります。さらに、遊びのつもりで無理な体勢をとらせようとすると身の危険を感じて、猫パンチをした隙に逃れようとするかもしれません。
そのほか、スキンシップはなでる場所や力加減、時間の長さにも注意しましょう。苦手な部位を力強く触られると嫌な気分になり、長時間なでられているとイラっとすることも。指先で軽くなでるくらいにして、なでるのをやめても猫がおねだりするようなら続けるようにしましょう。

猫パンチ その3「攻撃」

「攻撃」の猫パンチの意味と見分け方

「攻撃」の猫パンチには、2つのパターンがあります。一つは闘争の際に繰り出す“怒り”を込めた猫パンチ、もう一つは狩りの際にでる“仕留める”ための猫パンチです。どちらも、相手に致命傷を与えることが目的となるので、牙を剝き、鋭い爪を光らせながら猫パンチをあびせます。
また、何らかの原因でパニックに陥ったときも、攻撃の猫パンチを繰り出すことが。飼い主さんに対し「攻撃しよう」と思っていなくても、動物病院へ行くためケージへ入れる際や、おもちゃ遊びで興奮しすぎると、攻撃の猫パンチがでることもあります。

力加減

怒った顔をしながら繰り出す「攻撃」の猫パンチは、ものすごい迫力で威力も強いでしょう。ケンカになると猫も命がけです。容赦のない猫パンチは、鳥やネズミなどの小動物を気絶させるほど強力だといわれています。

受け止め方

「攻撃」の猫パンチをしそうなときは、近づかないようにするのが一番です。しかし、そうもしていられない場合は、攻撃を避けるため自衛しましょう。
ケージへ入れるときには、大き目のバスタオルで包んで攻撃を防ぎます。おもちゃに興奮して攻撃的になるようなら、遊びを中断し無視して部屋を出ましょう。「攻撃すると楽しいことが終わる」と覚えさせることが大切です。

猫にも利き手がある!?

エィ!
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

ここまで「猫パンチ」の意味などについて解説してきましたが、猫のパンチにも「利き手」のようなものがあるのでしょうか。実は、人と同様、猫にも利き手があるようです。猫の利き手研究は昔から行われており、2009年にイギリスの研究家が行った実験は有名雑誌に取り上げられています。

研究家が行った実験とは?

オス猫21匹、メス猫21匹の計42匹を対象に、猫の利き手を調べる実験が行われました。3つのテストを、それぞれ日にちを替え1匹あたり計100回の実験を繰り返したのです。

実験1:おもちゃのネズミを猫の頭上にたらし、左右どちらの手で猫パンチするか?(縦の動きを見る)
実験2:おもちゃのネズミを目の前に置き、ゆっくりと遠ざけるときに左右どちらの手で猫パンチするか?(横の動きを見る)
実験3:マグロを透明なビンに入れ、最初にどちらの手を使って取り出そうとするのか?

実験の結果は?

実験1、2共に、左右両方の手で猫パンチを繰り出しており、利き手は無いように思われましたが、実験3では明確な違いがみられました。マグロを取り出そうと、オス猫21匹中20匹は左手を使い、メス猫21匹中20匹が右手を使ったようです。
この結果を受けて研究科は「猫にも利き手はあり、さらに性別によっても違う」という結論を出しています。

環境や猫の性格、そのときの状況にもよりますが、「猫パンチ」をする意味を知ることは、猫の感情をくみ取るのにも役立ちそうです。遊びの意味か、不快、攻撃の意味かを見分け、適度な距離感で猫とのコミュニケーションを図りたいですね。

参考/「ねこのきもち」2017年3月号『シーン別にサインと予防策を紹介!噛む・引っかく前にできること』(監修:もみの木動物病院副院長 村田香織先生)
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/HONTAKA
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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