猫と暮らす
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【獣医師監修】猫と犬どっちも好き!一緒に飼う方法や仲良し画像・体験談もご紹介
大好きな猫と犬、どちらも飼いたいと思ったことはありませんか?今回は、猫と犬を一緒に飼う方法から、特徴や性格の違い、猫派VS犬派の実態まで、猫と犬のあれこれを徹底解説!仲良し画像・動画や体験談もご紹介するので、ぜひチェックしてくださいね。

草場 宏之 先生
横浜戸塚プリモ動物病院院長
日本大学生物資源科学部獣医学科卒業
●資格:獣医師/東京医科歯科大学医歯学総合研究科 研修生終了
●所属:日本獣医麻酔外科学会/日本小動物歯科研究会
●主な診療科目:一般診療(外科・内科)、救急診療、整形外科、歯科
猫と犬って一緒に飼えるの?
猫と犬を一緒に飼うときのポイント・注意点
なるべくストレスを感じさせないためのポイントは、家の中にそれぞれが落ち着く逃げ場を用意すること。猫の場合は、キャットタワーなどの高所が安心できる居場所になります。
相性のよい猫と犬の組み合わせは?
しかし極端に高齢+若齢の組み合わせの場合は、高齢のほうに負担がかかることも。高齢になると気難しくなる傾向もあるため、少なくとも先住猫(犬)が高齢になりすぎないうちのほうがよいでしょう。
猫と犬の飼い主さんの体験談
■ケース1:お試し期間を設けて相性を確認
先住犬のコロくんがいる環境に、3才下の猫のゴマくんを迎え入れた飼い主さん。同じオスでしたが、お試しの預かり期間を設けて相性をチェックすることで、安心して迎え入れられたそう。今ではメスのボンちゃんも加わり、3匹でのほほんと過ごしています。
■ケース2:先住犬・先住猫と違う性別の猫を迎え入れ
犬のキップルちゃんに加え、急きょ保護した猫のクロちゃんと暮らしていた飼い主さん。3匹目は先住のメス2匹に配慮して、オス猫の小鉄くんを迎え入れることに。繊細なキップルちゃんとクロちゃん・天真爛漫な小鉄くんの3匹で、和やかに生活しているそうです。
仲良しの「猫×犬」画像・動画でほっこり
そもそも猫と犬ってどう違うの?
猫と犬の歴史の違い
犬と猫の特徴・行動・性格の違い
以下の表は、それぞれの特徴や行動、性格の違いをまとめたものです。
猫 | 犬 | |
---|---|---|
環境 | 森林や半砂漠 暑さに強い | 広大な草原 寒さに強い |
行動 | 森や茂みでも動きやすい単独行動 行動範囲は比較的狭い | 群れで縄張りを共有する集団行動 行動範囲は広い |
体つき | 柔軟でしなやか | がっしりと筋肉質 |
目 | 瞳孔が明るさによって線状↔丸形に変化する | 瞳孔は常に丸形 |
鼻 | 小さい 嗅覚は人の約25万倍 | 大きい 嗅覚は人の約100万倍 |
口 | マズルは短めで30本の歯がある 獲物を一撃で仕留めるため犬歯(牙)が発達 | マズルは長めで42本の歯がある 獲物にたくさん噛みついて狩りをする |
習性 | 自分の身を守るため、排泄物を砂で隠すなどニオイや音をなるべく発しない | 遠くの仲間にも自分の存在を伝えるため、大きい声で吠えたり、オシッコでマーキングしたりする |
食べ物 | 肉食系 砂漠などで生き残るため、栄養価の高い肉を主食にする | 雑食系 運動量が多いため、水分補給のために果物なども食べる |
人との関係 | 1匹でいることを好み、人とも距離を置く 飼い主さんとの関係は対等 | 人といつも一緒にいたがる 飼い主さんは自分より偉いと考えている |
意思表示 | しっぽやポーズできもちを表す、遠くからみつめるなど間接的 | 強めでストレートなアピール |
最近は猫の犬化が進んでいるらしい?!
・フードを与えてもらえたりした経験から、オテを覚える
・名前を呼ぶと返事をする
・飼い主さんの体に乗ったり、かまってほしがったりする
こんな行動が見られたら、飼い主さんを母猫のように慕って安心している証拠。人との暮らしが長くなるにつれ、猫もよりかわいがられる術を身に着けているようです。
猫派 VS 犬派の争いってあるの?
猫と犬どちらが多く飼われている?
ただし世帯数を見てみると、2019年10月でも猫の飼育世帯約552万に対し、犬は約715万世帯。2013年の約821万世帯から減少はしているものの、犬を飼っている世帯の方がまだまだ多いようです。
(一般社団法人ペットフード協会調べ)
猫派と犬派の争いや性格の違いってある?
「違いはない」「どちらとも言えない」理由として目立ったのは、「犬も猫も好きな人もいるから」「どちらも大切なパートナーとして接する気持ちは変わらない」などの意見。犬も猫もどちらもかわいい、大切な家族だと考えている人が多いようですね。
最後にくすっと笑える「猫×犬」画像・動画もご紹介!
レオちゃん「うぅ……なんか苦しい気がする……」
ルーシーちゃん「Zzz……」
ワンちゃん「あの~ちょっと重いんですけど……」
マロンちゃん「猫パーンチ!!」
レオくん「ワォ~ン!!!」
マロンちゃんの突然の攻撃に驚くレオくんの表情に注目です。
ハッチちゃん「ほらほらっ私のダンス見て~♪一緒に踊りましょ~♪」
セブンくん「興味ないね(ツーン)」
オハナちゃん「おおロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」
モモ太郎くん「……?ぼくはモモ太郎だよ、オハナちゃん。」
犬の海ちゃん「…(なんか違う)」
「ねこのきもち」2018年5月号『「本来の猫」とのギャップがすごい!イマドキ飼い猫の真実』(監修:哺乳動物学者 川崎市環境影響評価審議会委員 「ねこの博物館」館長 日本動物科学研究所所長 今泉忠明先生)
「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『猫派にとって犬派は永遠のライバルって言われるけど!?その実態を調査してみた!』
「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『【アンケート結果付き】男女別!犬好きと猫好きの性格の違い調査』
参照/Instagram
監修/草場宏之先生(横浜戸塚プリモ動物病院院長)
文/nekonote
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
※アンケート/「ねこのきもち」アンケート vol.24
「いぬのきもちアプリ」2018年5~6月調査より
★Instagram、Twitterで「#いぬのきもち#ねこのきもち」でご投稿いただいた素敵な写真・動画を紹介しています。
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