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「猫を飼いたい!」と突発的に思った人が、飼い始める前に確認すべき10のこと

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新型コロナウイルスによる自粛期間中、犬や猫などのペットを飼い始めた人も多いと聞きます。「私もこれから飼いたい!」と思っている人もいるかもしれませんが、本当に飼えるのかどうか、事前に確認しておいてほしいことがあります。

この記事では、猫を突発的に飼いたいと思った人が、飼う前に確認してほしい10のことについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します!

猫を飼う前に確認してほしい10のこと

見つめる猫
getty

①家の中がボロボロになる可能性もありますが、大丈夫ですか?

猫は本能的に爪とぎをしたり、かじったりする生き物なので、家がボロボロになる可能性がありますが、今住んでいる物件は大丈夫でしょうか? また、家具や家の中が傷つくことについて、あなた自身がストレスになりませんか?

②「猫可」の物件に住んでいますか?

マンションやアパートなどの場合、「猫可の物件」であるかどうかの確認は必須です。たとえば、小型犬は可でも猫は不可だったり、飼育はOKでも多頭飼いは不可のこともあります。

猫を飼う前には、ペット飼育可の条件を管理人によく確認する必要があります。条件を守らずに隠れて猫を飼育しても、好ましい生活はできません。

③愛猫の異変に気づいたときに、すぐに病院に連れて行けますか?

帰宅時に、愛猫の体調が悪いことに気づくことがあると思います。夜遅い時間帯だった場合、夜間救急などの病院に連れて行くことができますか?

また、日中であっても、飼い主さん自身が病院に連れて行ける状況であればいいですが、仕事の都合で通院が難しいということもありますよね。

いざというときのために、夜間救急対応の病院を探しておくことや、一人暮らしで猫を飼う場合は家族や友人に通院を頼めるよう、事前にお願いしておく必要があります。

④猫の排泄物のニオイに耐えられますか?

トイレに入る猫
getty

ワンルームなどの狭い家で猫を飼うと、まめに掃除をしていたとしても排せつ物のニオイが充満しやすいです。そのニオイに耐えることができますか?

また、猫はキレイ好きな動物なため、トイレをこまめに掃除してあげる必要があります。トイレのお世話も抵抗なくできるかどうか、事前に考えておく必要があるでしょう。

⑤猫の運動量を確保してあげられますか?

一人暮らしの場合だと、ワンルームなどで部屋が広くないことが多いでしょう。猫がストレスにならないよう、運動量を確保してあげられますか?

部屋が狭いと猫の運動量が減りがちになるので、飼い主さんがよく遊んであげる必要があります。猫は垂直に動くことや高い場所を好むので、部屋にキャットタワーなどを設置してあげるとよいでしょう。

⑥長期の旅行に行けなくなっても大丈夫ですか?

旅行などで長期外出をしたい方には、猫を飼うのは向かないと思います。とくに飼い始めて間もない頃や、子猫の時期に預けなければならない状況がありそうなら、飼う時期をずらすか、自身のイベントを延期するようにしてください。

⑦長毛種のお手入れは大変だけど大丈夫ですか?

ラグドールやメインクーンなどの長毛種を飼いたいと思っている人は、お手入れについて知っておく必要があるでしょう。

長毛種はまめにブラッシングをしないと大きな毛玉になることがあります。また、毛が激しく抜け変わる換毛期には、シャンプーをしてあげなければいけないことも。定期的にちゃんとお手入れをしてあげられますか? 

⑧介護が必要になったときも、面倒を見てあげられますか?

撫でてもらう猫
getty

猫が病気になったり、年をとったりすると、いずれ介護が必要になってきます。

早い猫では、7才くらいから体や行動に変化が見られます。足腰が弱くなったり、反応が鈍くなったり、認知症などのシニア猫ならではの病気にかかったり…介護はかなり大変ですが、最期までお世話をしてあげられますか?

⑨20年以上生きる猫もいますが、生涯面倒を見る覚悟がありますか?

個体差はありますが、猫は20年以上生きることもあります。その間、病気をすることもあると思いますが、一生面倒を見てあげる覚悟がありますか? 

また、家や飼い主さんが変わると、猫にとっては大きなストレスになります。最悪、ストレスで死んでしまうことも考えられます。猫の飼い始めが結婚・妊娠・出産の時期と重なる方がいますが、とくに出産時から猫をどこかに預けなければならなかったり、手放してしまう方も多いです。

飼い主さんの出産はおめでたいことではあるのですが、どんなときでも猫の面倒を見ることができるのかどうか、考えておく必要があります。

⑩飼い主さんの収入は問題ないですか?

猫を飼育するにはお金がかかります。猫の食事やトイレ(砂)、ワクチンなどの疾患予防や去勢・不妊手術、病気になった場合の費用など、日常のさまざまな面でお金が必要になってきます。

今の一時的なことだけでなく、猫が生きている間に猫のために使える費用があるかどうかも確認しましょう。

勢いだけで猫を飼った人が猫にしていたかわいそうなこと

眠そうな猫
getty

実際に、勢いだけで猫を飼ってしまった人を見たことがありますが、猫がとてもかわいそうでした。たとえば……

  • おやつしか与えずに病気にさせている
  • 避妊・去勢をせず猫が増える。また、どんどん猫を飼って、お世話も体調管理もできていない

また、上記で紹介した「猫を飼う前に確認したい10のこと」をクリアできていない人も、結果的に猫が不幸になっています。

「可愛いから猫を飼いたい」「寂しいから猫が欲しい」など衝動的な感情ではなく、生涯なにがあっても最期まで面倒を見るという覚悟がある人が、猫を飼ってほしいと思います。

猫と一緒に生活をすることは、ひとつの命と向き合うということです。このことをしっかりと考えた上で猫をお迎えできるのであれば、飼い主さんは猫と良い関係を築いていけると思います。


(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/柴田おまめ

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