猫と暮らす
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【獣医師監修】噛みグセ防止に役立つ!猫に人の手を噛ませないための対策
猫に悪気はなくても、頻繁に人の手を噛むようになっては、お互いにとって快適な生活とはいえないこともあります。猫が噛む理由を知り、適切に対応しましょう。子猫のうちから噛みグセをつけないための対策をご紹介します。

長谷川 諒 先生
Ani-vet代表
往診専門 レイクタウンねこ診療所院長
きたじま動物病院所属獣医師
シュシュキャットクリニック所属獣医師
ヤマザキ動物専門学校非常勤講師(薬理学)
北里大学獣医学部獣医学科卒業
北里大学獣医生化学研究室研究生在籍 研究テーマ「伴侶動物の鉄代謝」
●所属:国際猫医学会/日本猫医学会/日本獣医学会
●主な診療科目:内科(猫)/一般診療(外科、内科)/予防医療
噛みグセをつけないことがいい関係につながる
注意したいのは人の手で遊ばせて、猫に人を“噛んでもいいもの”と覚えさせてしまうこと。子猫のうちはよくても、成長すると本気で噛んで飼い主さんがケガをする危険もあります。
遊びでも、人を噛むクセをつけないことが、人と猫のよい関係づくりにつながるのです。
猫に噛みグセをつけないための対策
人の手ではなくおもちゃで遊ばせる
噛んでもいいおもちゃを用意する
なお、このときに噛みちぎって飲み込んでしまいそうなおもちゃは避けてください。
子猫のときに経験したことには慣れやすい
すでに成猫の場合は、性格や生い立ち、なぜ人を噛もうとするのかの原因により対処方法が違ってくるので、かかりつけの獣医師に相談しましょう。
猫が嫌がったらすぐやめて別の日に再トライ
ただし、猫によって効果はさまざまです。猫が嫌がって逃げようとしたり隠れたりしたら、すぐやめて別の日にトライしましょう。無理に慣らそうとすると、かえって強く拒否するようになって、その後トライすることも難しくなってしまいます。
文/ねこのきもちWeb編集室
参考&画像・イラスト出典/「ねこのきもち」本誌、ムックより
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