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猫に散歩は必要なの? もし散歩をさせるときの注意点やコツは?

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室内のみで生活している猫は、基本的に散歩をさせる必要はないといわれます。しかし、猫が育った環境や性格によっては、散歩をさせることで気分転換ができることも。散歩に向く猫のタイプや、猫を散歩させる上での注意点を紹介します。

物怖じしないタイプの猫には、散歩が刺激になるかも

もとノラの猫など、室内飼いの猫でも外に出たがる猫がいます。そういう猫は、たとえば見知らぬ人や犬を見ても物怖じしない性格なら、散歩をしてもいいでしょう。外の雰囲気を味わうことで本能が満たされ、ストレスがたまりにくくなるでしょう。
一方、見知らぬ人やふとした音にも驚くような怖がりの猫には、外の刺激は強過ぎます。パニックに陥る恐れもあるので、無理に散歩はさせないで。

散歩をさせるなら、1日1回など定期的に

猫の気分転換のために散歩を始めたのに、飼い主さんの都合で行ったり行かなかったりでは、猫にとっては逆にストレスにつながることも。散歩をさせるのなら、1日1回などと決め、できるだけ定期的にしてあげましょう。猫が散歩を催促する時間が決まっていれば、その時間にしてあげると、さらにストレス解消になります。

コースや歩く距離は猫のペース・好みに合わせて

猫の散歩は、運動のためというよりも、気分転換やストレス解消が主な目的。ですので、散歩のコースや歩く距離は、できるだけ猫のペースや好みに合わせて。1日10分ほどの散歩で満足する猫もいますが、中には1回2時間にもなる猫も。飼い主さんの都合がつく範囲で、付き合ってあげればいいでしょう。

リードを付けてコントロールして

猫を散歩させるときは、事故を避けるため、リードを付け、車道や飼い主さんが通れない狭い場所に行かないようにコントロールして。1.2~1.8mくらいの長さのリードが扱いやすいでしょう。首輪は抜けやすく、脱走につながる危険もあるので、ハーネス(胴輪)を体に密着するように着けるようにしましょう。

感染症・寄生虫対策は万全に!

散歩をする猫は、外で病気に感染したノラ猫と接触する可能性があります。そのため、猫カゼだけでなく、猫白血病ウイルスや猫クラミジアの予防もできる混合ワクチンを接種しておくのが望ましいでしょう。また、外では寄生虫が付く危険も。ノミ・ダニ・フィラリア(蚊が運ぶ寄生虫)の対策は定期的にしっかりと行いましょう。

パニックを想定し、キャリーケースなどを持参するとベター

散歩中に犬に襲われたり、突然のサイレンを聞いたりすると、猫が驚きや恐怖からパニックになることがあります。パニックを起こした猫は人を攻撃することもあるので、猫が強張っている様子なら、すぐに散歩を中断して。猫を捕まえるための大判のタオルや、猫を入れるためのキャリーケースを持って行くとベターです。

周囲に迷惑をかけないよう、マナーを守りましょう

愛猫と楽しく散歩をするには、周囲への気配りも大切。とくに気を付けたいのが排泄物の処理です。猫が散歩中に排泄してしまったときに備え、オシッコを流すための水やウンチを持ち帰るためのスコップとビニール袋を携帯しましょう。
また、公園を含めた公共の施設に入るときは、動物が入ってもいい場所かどうか、確認しましょう。猫は人でいうと土足の状態ですから、たとえば公園では、人の手が直接触れる遊具や砂場、人が座るベンチなどには、猫を乗せないようにしましょう。

まとめ

最近、猫を散歩させている人も見かけるようになりましたが、獣医師など専門家は、猫の散歩を推奨しているわけではありません。犬よりも野生が強く残っている猫は、何より脱走が心配ですから、もし散歩をさせる場合は、注意点をよく守って行いたいですね。

出典:「ねこのきもち」2008年10月号『ご近所や庭をブラついて大満足!? わが家の猫は散歩好き。』(監修:マオキャットクリニック・高野のり子先生)

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