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猫の離乳食の与え方~猫の食事・水(2)

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ミルクを与えていた乳飲み子猫が生後週齢3〜4週間頃になったら、離乳食を与えはじめましょう。最初はなめる程度から始めて、生後6〜10週くらいには固形フードを食べられるようにします。その後の食の好みに影響を与えやすい時期なので、いろいろな舌触りや風味のものを体験させましょう。

子猫用ミルクから、離乳食へ

消化がよく、少量でエネルギーになるものを与えましょう

子猫に乳歯が生え始める生後3〜4週間頃から、「お湯を加えておかゆのようにしたフード」を離乳食として与えましょう。母乳も飲んでいるなら、最初はなめる程度から始め、生後6〜10週(2カ月半)くらいには固形フードを食べられるようにします。
離乳食用のフードは消化がよく、少量で効率よくエネルギーとなる子猫用の総合栄養食(「子猫用」などの表示があるもの)を与えましょう。
母猫の繁殖用フードも適しています。自家製の離乳食は栄養的に充分なものを作ることが難しいのでほうがいいでしょう。
離乳期は、胃が小さい一方、体やその仕組みが作られる時期なので、エネルギーを特に必要とする時期です。このため、消化がよく少量でもエネルギー源になる、成長期用のフードが適しています。

食の好みが決まる離乳期にいろんな味を食べさせましょう。

猫は離乳期に口にした食べ物の経験がその後の食の好みに影響を与えやすいようです。この時期に食べた経験のないものは、成長しても口にしない傾向があるようです。また、肉と魚それぞれの味のフードを食べさせることで、好き嫌いが減り、将来必要があるときに、ライフステージの変化の中での、フードの切り替えや、療法食への切り替えがスムーズになります。
チキン味やサーモン味など、肉と魚両方の味のフードを経験させるときに、小分けパックだと便利です。ドライフードとウエットフードを、単品あるいは組み合わせて与えて、形状の違うフードにも慣れさせるなど、成長期用のフードの中からいろいろな舌触りや風味のものを体験させるといいでしょう。生後6週前後までに限られたものしか口にしていないと食の好みが限定されやすいので注意してください。

子猫期の、ミルク、離乳食、フードへの切り替えステップ

生後1カ月前後までは、1週間に100gぐらい体重が増えるのが理想です
子猫の週齢と体重を目安に、ミルクから、離乳食、フードへ切り替えていきましょう。

●3〜5週齢(体重の目安は500g)
1日4〜5回あげていた猫用ミルクを半量にして、残りは練りミルクにして与えましょう。練りミルクが飲めるようなら、そのあと1週間くらいでミルク+離乳ペーストにします。

【練りミルク】
猫用粉ミルクを多めにお湯に混ぜて、ハチミツくらいの硬さになるまで練ります
【ミルク+離乳ペースト】
市販の離乳ペーストと通常飲んでいるミルクを混ぜます。液状に近いイメージです。

●体重が600gになったら
1日4〜5回、ミルクの量を1〜2週間をめどに徐々に減らし、そのぶん離乳ペーストを与えましょう。

【離乳ペースト】
市販の離乳ペーストを与えましょう。肉エキスも魚エキスも入っているタイプがおすすめです。

●1カ月半齢(体重の目安は800g)
1日3〜4回、1対1の割合で「離乳ペースト+ふやかした子猫用ドライフード」にする
【離乳ペースト+ふやかした子猫用ドライフード】
体重600gのときに与えていた離乳ペーストを半量にして、そのぶんお湯でふやかした子猫用のドライフードをプラスしましょう

●2カ月齢(体重の目安は1kg)
1日3〜4回、「離乳ペースト+子猫用ドライフード」にして、1〜2週間をめどに徐々に減らし、子猫用ドライフードのみにしましょう。
【離乳ペースト+子猫用ドライフード】
ふやかさない子猫用ドライフードをそのままトッピング。固形物感があります。

【子猫用ドライフードのみ】
ドライのみで食べられたら離乳完了です。

食の好みが決まる子猫時代から慣れさせておきたいフードのこと。

食事は生命や健康に直結します。できれば順応性の高い、離乳期頃にいろいろなフードの味に慣らしたり、人の食べ物を口にしないクセをつけたりしておくと、成長してからもストレスが少なく、健康管理がしやすくなります。

●フードは肉味と魚味、ドライとウエットなどいろいろと食べさせましょう。
猫の食の好みは、離乳期頃に食べたもので決まると言われています。その時期に食べた経験のないものは、成長しても口にしない傾向があるようです。また肉と魚それぞれの味のフードを食べさせることで、好き嫌いが減って、将来必要があるときに、年齢別フードや療法食に切り替えやすくなります。
チキンやサーモン味など、肉と魚の両方の味を経験させるときに、小分けパックだと、こまめに替えられて便利です。ドライフードとウエットフードを、単品あるいは組み合わせて与えて、形状の違いにも慣れさせましょう。

●人の食べ物を口にしないクセをつけましょう。
子猫時代に人の食べ物の味を覚えると、その後、人の食事中に来て欲しがったり、ゴミ箱を漁るようになったりすることもあります。人用に調理や加工された食べ物は、塩分やカロリーなどが高く、少量でも猫が食べると栄養バランスが崩れて、肥満や病気の引き金になる恐れもあります。また、中には少量でも猫が食べると中毒にある食べ物もあります。食べたことがなければ、成猫になっても欲しがらず、落ちているものやゴミ箱にも興味を示すことも少なくなります。

「食事・水(6)食べてはいけないもの」

●食事は決まった時間に与えましょう。
毎日決まった時間に食事をあげることで、食べる量や様子、排泄の時間、量がある程度一定になります。その結果、少しの変化でも「いつもと違う」と、いち早く気付けて、健康チェックがしやすくなります。

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