猫と暮らす
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【獣医師監修】子猫への食事・水の与え方 子猫に必要な栄養とフードは?
猫は生まれてからたった1年で成猫になるため、子猫から1才になるまでの期間に著しく成長します。そのため、食事で必要な栄養をとれるようにすることが大切です。離乳したあとの子猫にフードを与えるうえで、大事なポイントを確認しておきましょう。

長谷川 諒 先生
株式会社Ani-vet 代表取締役
保護猫施設専門往診病院 下京ねこ診療所 院長
動物病院京都 ねこの病院 所属獣医師
北里大学獣医生化学研究室 研究生
●所属:日本猫医学会/日本獣医腎泌尿器学会
●書籍(監修):『知っておきたい ネコの多頭飼いのすべて 獣医師が教える 幸せに暮らすためのポイント』メイツ出版 /『いちばんよくわかる猫種図鑑 日本と世界の60種』メイツ出版
生後半年までの子猫へのフードの与え方
「子猫期用(成長期用)フード」は、成猫用フードよりも高たんぱく・高カロリーの、栄養価の高いフードになっています。また、ドライフードでは子猫が食べすいように粒が薄めか小さめになっています。
子猫は飼い主さんが与えるフードのみによって成長していきます。子猫用(成長期用)フードの表示に記載されている、愛猫の体重や月齢による給与量を参考にしながらフードの量を適切に増やして、健康的な成長を促すことが大切です。
生後6カ月以降の子猫へのフードの与え方
1才からは、成猫用フードに切り替えてください。ただし去勢・不妊手術後は太りやすい傾向にあるため、体重増加が気になったら獣医さんと相談して、早めに成猫用に切り替えてもいいでしょう。
いつでも新鮮な水が飲めるようにする
文/ねこのきもちWeb編集室
参考&画像・イラスト出典/「ねこのきもち」本誌、ムックより
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