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成猫の病気~猫のかかりやすい病気(2)

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一緒に暮らす愛猫に健康で長生きしてほしいもの。猫は猫齢によってかかりやすい代表的な病気があります。ここでは1才~6才の成猫がかかりやすい病気を紹介します。飼い主さんが猫のかかりやすい病気を理解して、予防や早期発見&治療に役立ててください。

成猫になってからかかりやすい、4つの病気

【1】下部泌尿器症候群(尿石症・膀胱炎・尿道閉塞)
【2】慢性腎不全
【3】糖尿病
【4】甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)

【1】下部泌尿器症候群(尿石症・膀胱炎・尿道閉塞)

●主な症状
頻尿、血尿、オシッコが全く出ない、トイレ以外の場所でオシッコをする、オシッコが異常に臭い
●どんな病気?
オシッコが全く出ない時は救急受診を受けましょう。
尿石症は、尿中に結石や結晶ができて、それが膀胱や尿道などに障害を起こす病気でし。膀胱炎は、細菌が尿道を通って膀胱に達して、その粘膜に炎症を起こす病気です。尿道閉塞は、尿中の結石や結晶で尿道がふさがれて、尿を全く排泄できなくなる病気です。
●治療法は?
尿石症は、欠席や結晶を溶かす療法食を与えたり、尿道口からカテーテルという細い管を入れて、猫港や尿道を洗浄することもあります。膀胱炎は、抗生物質や消炎剤を投与します。尿道閉塞は、尿毒症を回避するため、24時間以内に手術を含む救急処置が必要になります。

【2】慢性腎不全

●主な症状
多飲・多尿、やせる、嘔吐、食欲不振
●どんな病気?
腎不全とは、腎臓の組織が壊れて、腎臓の機能が75%以上失われた状態のことです。腎臓は、
血液から窒素化合物などの老廃物をろ過して、尿をつくり出す組織ですから、これがうまく機能しないと老廃物は再び血流にのって全身をめぐります。血中の老廃物が多くなると有害物質となって尿毒症を起こし、生命にかかわります。
●治療法は?
壊れた腎臓は元に戻らないので、病気の進行を完全に食い止めることもできません。少しでも進行を遅らせて、尿毒症にならないように、点滴や療法食で腎臓の負担を和らげます。

【3】糖尿病

●主な症状
多飲・多尿、初期は多食・進行すると食欲不振
●どんな病気?
糖尿病は、体が本来必要なはずの糖を体にうまく取り込めず、過剰分を尿中に排泄してしまう病気のことです。食後に血糖値が上がると、通常はすい臓から分泌されるインスリンというホルモンが糖を細胞内に取り込む働きをしますが、これがうまく作用しなくなって、血糖値が高いままになります。進行すると、腎不全や肝不全など多くの合併症を引き起こす病気です。
●治療法は?
療法食とインスリン注射によって血糖値をコントロールするのが一般的です。予防のためには食事と運動を上手に管理して猫を肥満にさせないことです。

【4】甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)

●主な症状
多食、やせる、活発になる
●どんな病気?
ホルモンが過剰に分泌して、心臓に負担をかける病気です。ノドの付け根あたりにある甲状腺から分泌されるホルモンは、新陳代謝のバランスを保つ働きをしていますが、これが過剰に分泌されるのがこの病気の特徴です。そのため新陳代謝が異常に活発になり、目がギラついて、起こりやすく、やせてきます。元気に見えても身体は疲れているうえ、様々な合併症を引き起こします。多くは10才を過ぎてから発症します。
●治療法は?
薬で甲状腺ホルモンの分泌を抑えるのが一般的です。この場合、生涯、薬を投与する必要があります。このほか甲状腺を摘出する手術を行うこともあります。

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