猫と暮らす
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【獣医師監修】1才~6才の成猫がかかりやすい病気は?原因・症状・治療法
一緒に暮らす愛猫には、健康で長生きしてほしいものですよね。猫には、年齢によってかかりやすいといわれているさまざまな病気があります。ここでは、1才~6才の成猫がかかりやすい病気を紹介します。
長谷川 諒 先生
株式会社Ani-vet 代表取締役
保護猫施設専門往診病院 下京ねこ診療所 院長
動物病院京都 ねこの病院 所属獣医師
北里大学獣医生化学研究室 研究生
●所属:日本猫医学会/日本獣医腎泌尿器学会
●書籍(監修):『知っておきたい ネコの多頭飼いのすべて 獣医師が教える 幸せに暮らすためのポイント』メイツ出版 /『いちばんよくわかる猫種図鑑 日本と世界の60種』メイツ出版
下部泌尿器症候群(尿石症・膀胱炎・尿道閉塞)
主な症状は?
どんな病気?
膀胱炎は、細菌感染、尿石、ストレスなどにより、その粘膜に炎症を起こす病気です。
尿道閉塞は、尿中の結石などで尿道がふさがれて、尿を全く排泄できなくなる病気です。
オシッコが全く出ない時は救急受診を受けましょう。
治療法は?
膀胱炎は、原因によって抗生物質や消炎剤の投与、療法食への変更などを行います。
尿道閉塞は、尿毒症を回避するため、24時間以内に手術を含む救急処置が必要になります。
慢性腎臓病
主な症状は?
どんな病気?
腎不全とは、腎臓の組織が障害を受け、腎臓の機能が約75%以上失われた状態のこと。腎臓は、血液から窒素化合物などの老廃物をろ過して、尿をつくり出す組織ですから、これがうまく機能しないと老廃物は再び血流にのって全身をめぐります。血中の老廃物が多くなると有害物質となって尿毒症を起こし、生命にかかわります。
治療法は?
糖尿病
主な症状は?
どんな病気?
治療法は?
文/ねこのきもちWeb編集室
参考&画像・イラスト出典/「ねこのきもち」本誌、ムックより
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