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猫の粗相・スプレー対策~猫との暮らしの困りごと(6)

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愛猫の困る行動の一つに、「粗相」と「スプレー行為」があります。習慣になってしまってからやめさせるのは難しく、また本来猫は砂の上でしか排泄をしないため、粗相をする場合は病気のサインの時も! 原因と対策を知り、しっかり予防しましょう

猫の粗相の原因と対策 

愛猫が布団や毛布で粗相をする・急に粗相をするようになった

猫がトイレ以外の場所でオシッコをするのは、トイレに不満をもっている場合が多いので、家の環境や愛猫の状況に応じて、トイレ掃除やトイレの砂の素材、置き場所、個数などを見直す必要があります。こまめな掃除を心がけて、いつでも気持ちよくオシッコができるように整えておきましょう。また、習慣化を防ぐためにも、布団のある部屋には入れない、布団の上にシートをかけるなどして予防しましょう。それでも粗相をする場合、病気のサインもあるので、受診した方がいいケースも。

愛猫の4大スプレー行為の原因と対策

外猫の鳴き声に反応し、突然のスプレー行為

(1)原因
これはいわゆる「オスの性衝動スプレー」。外猫の声に反応したり、大きな鳴き声を発している時は、強いニオイのするオシッコでメス猫を引き寄せたり、ほかのオス猫に自分の縄張りをアピールしています。

(2)しやすい場所
・カーテンなど窓の近くの布製品。
・部屋の中の角など。

(3)対策
・去勢手術を行う……手術で90%抑えることができ、年齢が若いほど抑制しやすくなると考えられています。
・移動の際はおむつを着用させる……通院などの外出時にほかの猫のニオイに反応してスプレー行為をする場合も。
・トイレシーツを貼る……決まった場所にスプレーをする場合、汚れが残らないようにペット用トイレシーツを壁に粘着テープで貼り付けるとニオイも残りにくく、取り換えも簡単です。

同居猫が増えてから、突然のスプレー行為

(1)原因
これはいわゆる「同居猫キライスプレー」。去勢手術を終えているのにスプレー行為をしたということは、縄張りを侵される不安や飼い主さんを取られるかもという不安感が高まり、スプレー行為をした可能性が。

(2)しやすい場所
・同居猫のニオイがする場所
・部屋の中の角など。

(3)対策
・同居猫の存在に慣れるまで生活空間を分ける……慣れるまでケージなどで分けてみましょう。また、居住スペースの境目に爪とぎ器を設置することで、スプレー行為ではなく、爪とぎをしてマーキングするようになることも。
・1匹ずつ触れあう時間をつくる……特に不安を感じている先住猫との触れ合いの時間を多めにとって。
・ニオイを徹底排除する……一度スプレーした場所は、上書きするように繰り返しする傾向にあるので、「水気を取ってから中性洗剤で濡らした布で拭く」。完全に乾いたら、「消臭スプレーでニオイを消す」などで対処しましょう。

ノラ猫を見て、突然のスプレー行為

(1)原因
これはいわゆる「ノラ猫退治スプレー」。ノラ猫に対し「ここに入ってくるな」と尿でしるしを付け、自分の存在やテリトリーを主張しています。

(2)しやすい場所
・カーテンなどの窓の近くの布製品
・ノラ猫を見つけやすい高さのあるソファー、台の上など。

(3)対策
・ノラ猫の姿が見える部屋に入れない……窓のある部屋に入れないか、床上50㎝ほどの布を窓に貼るのも効果的。
・ノラ猫にフードを与えない……ノラ猫にフードを与えて家のまわりをうろつくようになったのかも。愛猫がスプレー行為をするなら与えないようにしましょう。
・ニオイを徹底排除する……布製品はニオイが残りやすいので、「酵素を入れた水に漬け置きする」。「洗濯ネットに入れて洗う」などでしっかり落としましょう。

引っ越し直後に、突然のスプレー行為

(1)原因
これはいわゆる「お部屋のストレススプレー」。猫は不安を感じると、自分のスプレー尿でニオイを付けて安心感を得ようとします。

(2)しやすい場所
・ベットカバーなどの布製品。
・部屋の隅など。

(3)対策
・フェロモン製剤を使用する……猫がリラックス時などに出すフェロモンに似た成分をもつリキッドを、部屋全体に拡散させることで猫を落ち着かせます。
・ベッドの上でする場合は防水カバーを……猫は柔らかい素材のものにスプレー行為をする傾向が。またカバーによりベッドの上は歩きにくいと感じ、その場所にいかなくなるケースも。
・トイレ環境を見直す……猫はストレスを抱えた状態だとトイレ環境の小さな不満にも敏感になることが。トイレ容器のサイズを大きくし、砂を小さくすることで快適さを持続させることができます。

スプレー行為を軽減させるための5箇条

1.去勢・避妊手術を行う

スプレー行為抑制に一番効果的とされています。まれに術後も行ってしまう猫もいますが、できれば早めに施術し、愛猫の体や心の負担を軽減させたいですよね。

2.おもちゃ遊びでストレスを発散させる

どのスプレー行為も多少のストレスを感じて行っている場合がほとんど。おもちゃ遊びで、エネルギー消費とストレス発散を。1日10分ほどの遊びの時間をつくるとよいです。

3.一度スプレー行為をした場所には近寄らせない

いくらニオイを消したとしても、ふとしたきっかけで再びすることもあります。可能なら一度スプレー行為をした場所には近づけないようにし、再発を防ぎましょう。

4.一度スプレー行為をした場所は徹底的に掃除を!

スプレー尿のニオイは強く、そのニオイに釣られて二度目のスプレー行為を引き起こしやすくなってしまいます。しっかりとニオイを除去し再発を防ぎましょう。

5.猫を叱らない

スプレー行為は本能的な行動のひとつ。たとえ叱っても軽減させることはできません。むしろ関係を悪化させることもあるので、絶対に控えて!

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