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獣医師監修|初心者さん必見!飼い主が知っておきたい猫の飼い方とは

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初めて猫を飼うときは色々と不安になってしまうものですよね。そこで、初心者さんにぜひ知っておいてほしい、ぴったりの猫種や揃えておきたい猫グッズ、健康のために与えたい餌などといった必需品から、しつけのコツや万一の備えで大切なことまで解説します。


目次

初めて猫を飼う人にぴったりの種類は?

ケージやベッドなどの猫グッズはどうしたらいいの?

猫の餌や猫草など、食事は何を与えたらいいの?

猫のトイレや爪とぎなどのしつけのコツは?

猫の予防接種や去勢・避妊手術はかかりつけの病院へ!

かわいい愛猫と一緒に暮らして楽しい日々を過ごそう♪

初めて猫を飼う人にぴったりの種類は?

ブリティッシュショートヘアの小雪ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

初めて猫を飼うとき、「この種類が飼いたい!」「この猫と暮らしたい!」と心に決めた猫がいる方もいることでしょう。しかし、なかには「自分の生活スタイルや環境にはどんな種類の猫が合うのだろう」と悩んでしまう方もいるようです。

そこで、初心者さんでも比較的飼いやすいといわれている猫の種類やその特徴をご紹介します。

飼いやすい種類って?

  • アメリカンショートヘア
  • スコティッシュフォールド
  • マンチカン
  • ラグドール
  • 雑種猫(MIX)


これらは、ペットショップなどの店頭でも見かけることが多い種類ですが、やはり初心者さんでも飼いやすいという傾向があるからこそ、そういった場所で販売されることが多いのかもしれません。
しかし、このことを踏まえると、あまり見かけることのない珍しい種類の猫は避けたほうがいいともいえるでしょう。

猫の特徴別、飼いやすいのはどっち?

◆《性別》は好みで決めてもOK!


一般的にはオスのほうが甘えん坊、メスのほうがマイペースだといわれていますが、オスのほうがメスに比べてやや体格が大きくなる傾向にあります。

◆《被毛》は短毛種のほうが飼いやすい!?


猫には長毛種と短毛種が存在しますが、長毛種は日々のブラッシングが大切であり、短毛種に比べると、抜け毛の掃除やシャンプーなどの小まめなお手入れが必要です。

◆《性格》は飼い主さんのライフスタイルによる!


人によって飼いやすい魅力的な猫はさまざまです。鳴き声が大きくよく鳴く猫や、運動が大好きな猫などもいるので、住む場所も考えて選びましょう。

◆《年齢》と《血統》はそれぞれの特徴を踏まえて!


子猫から育てる場合も、成長した猫を里親募集や保護猫団体などから譲り受ける場合も、それぞれに「良い点」と「注意が必要な点」があります。また、猫の寿命や健康状態は個体差が大きく、純血種か雑種かでは一概にどちらがいいとはいえません

ひとくちに“飼いやすい”といっても人によって環境はさまざまなので、猫を飼うときには、飼い主さん自身の状況やライフスタイルを考慮して、自分にぴったりの品種を選ぶようにしましょう。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「「飼いやすい猫」っているの? 初心者が猫を迎え入れるときのポイント」

ケージやベッドなどの猫グッズはどうしたらいいの?

メインクーンのグレンくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

猫を迎え入れることが決まったときに、まず用意しなければならないのがケージやベッド、トイレなどの猫グッズです。猫がストレスなく安心して生活できるように、下記のような点に注意して、しっかりと準備しておきましょう。

生活スペースとなる『ケージ』

「オリのようだから」「必要性が感じられないから」と、ケージに入れることを躊躇してしまう飼い主さんもいるようですが、実は猫は四方を囲まれた狭い空間が大好きな生き物であり、猫にとってケージは“落ち着ける生活スペース”なのです。子猫のときだけでなく成猫になってからも、地震などの緊急時や、病気や怪我などで安静に過ごさせる必要があるときなど、ケージが活躍する場面はたくさんあるので、ぜひ用意しておきたい猫グッズでしょう。
おすすめは、食事や睡眠、トイレの場所を分けて利用できる2~3段の高さのあるもの。設置場所は、テレビやドアのそばといった人の出入りが多くて騒がしい場所を避け、壁に面した部屋の角に置くと、猫が快適に過ごせます。

移動用だけじゃない『キャリーケース』

キャリーケースは移動用のものと思いがちですが、猫がまだ小さいうちは寝床にもなりますし、来客の際など、猫が出てきてはいけないときにも利用することができる、万能な猫グッズです。
小さいうちから慣れさせておくことで、例えば、地震などの非常時にも手間取ることなく猫と一緒に避難することができます。お気に入りのタオルを一緒に入れて猫がくつろげる環境を作るなど、日頃から工夫をしておくと良いでしょう。

たくさん眠る猫のための『ベッド』

猫は14~16時間程、1日のうち実に3分の2の時間を寝て過ごします。子猫の場合、睡眠時間はさらに長く20時間程とされており、眠っているあいだに成長ホルモンが分泌されるため、特に育ち盛りのうちはゆっくり安心して寝かせてあげることが大切です。そして、そのためには猫にとって快適なベッドを用意してあげることが必要でしょう。
子猫の場合は、キャリーケースにタオルなどを敷いたものでOKですが、成猫の場合は、猫が安心できる部屋の隅や高さのある場所、外が見える窓のそばなどに、冬は暖かく夏は涼しく、快適に過ごせるベッドを置いてあげましょう。

清潔に保っておきたい『トイレ』

猫は綺麗好きな動物なので、理想とされている「猫の匹数+1個」のトイレを用意して、愛猫の好みの砂をたっぷり入れた上で、つねに清潔な状態を保っておきましょう。
子猫の場合は、あまり深さのない入りやすいものをケージ内に設置するのがおすすめですが、成猫の場合は、なるべく人が通らない落ち着ける環境、例えばテーブルの下や部屋の隅などといった場所に、しっかりと砂かきができるように深さのある大きなものを設置すると良いでしょう。

猫の健康とコミュニケーションに必須な『おもちゃ』

猫じゃらしなどのおもちゃで遊ぶ時間は、飼い主さんとの大切なコミュニケーションの時間であり、運動不足にさせないための健康維持の意味でも必要です。猫は動くものが大好きなので、狩猟本能を満たしてあげられるように、上手に遊んであげてください。
また、生後2ヶ月経つ頃には一人でも遊ぶようになるため、猫の好奇心と好みに応じたおもちゃを与えてあげると良いでしょう。ただし、猫が誤食することのないよう、遊んだあとはおもちゃをきちんと片づけることが大切です。

なお、初めて自宅にきたときには、猫も新しい環境にとまどっています。かわいいからといってあまり干渉せず、飼い始めて日が浅いうちは猫のペースでのんびりさせてあげることが大切ですよ。

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猫の餌や猫草など、食事は何を与えたらいいの?

茶トラのトラジくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

世の中にはたくさんのペットフードが販売されていますが、ふだんの主食として与えるものは、“猫用の総合栄養食”を選びましょう。総合栄養食とは、そのフードと水だけで猫の健康を維持することができる、栄養バランスが調整されたペットフードのことです。
また、総合栄養食のフードには、猫の年齢に合わせた「子猫用」や「成猫用」といったライフステージ別のものや、「便秘予防」「毛玉ケア」などの目的別のものもあります。味や形状もさまざまなので、愛猫の成長と、好みや体調などに合わせて与えてあげましょう。

ウェットとドライ、どっちがいいの?

ウェットフードには水分が75%程度含まれており、食事から水分を補給することができるとともに、柔らかく風味も良いため、食欲が減退している場合には効果的なことがあります。
反対に、ドライフードに含まれる水分は10%以下ですが、細菌やカビが繁殖しづらいために保存が効き、価格も比較的安価です。
それぞれにメリットが異なるため、愛猫の状態に合わせて選ぶと良いでしょう。

与える量はどれくらい?

フードの給与量については、各パッケージに体重ごとの目安が記載されているので、基本的にはそれを参考にすることになります。しかし、同じ体重の猫であっても、性別や運動量など、愛猫の状態によって調整が必要でしょう。また、与えるときには、カロリーオーバーにならないよう、目分量ではなく、きちんと量ることが大切です。

猫草は与えてもいいの?

猫が猫草を食べるのは、毛玉を吐き出しやすくするために食物繊維として摂取していると考えられていますが、日々のブラッシングで予防することもできるため、必ずしも必要な猫グッズというわけではありません。
猫草は嗜好品であり、与える量や頻度が多いと頻繁に吐くことや下痢をすることがあるため、子猫や胃腸の弱い猫には控え、成猫の場合も1日につき数本程度に留めてください

人用の食べ物には要注意!

人用の食べ物のなかには、猫に与えることで病気の原因になったり中毒を引き起こしたりするものが存在します。下記の食べ物は、猫には決して与えてはいけませんので、注意してください。

  • 玉ねぎ、長ねぎ、にら、ニンニク、らっきょう、アボカド
  • 生のエビ、イカ、貝類
  • ぶどう(レーズンも)
  • ツナ缶、生の青魚、(マグロ ※少量ならOK)
  • そば
  • カレー
  • アイスクリーム、シャーベット
  • チョコレート、ココア
  • ナッツ類、クルミ、キシリトール入りのお菓子など
  • コーヒー、緑茶
  • ビール(アルコール)

ねこのきもち WEB MAGAZINE「猫の食事、何を与えたらいいの? フードの選び方・保存法」

ねこのきもち WEB MAGAZINE「キャットフードは「ドライ・ウェット」どっちがいい?メリットを解説!」

ねこのきもち WEB MAGAZINE「愛猫に必要なエネルギー量を知ろう!必要なフード量の算出方法」

ねこのきもち WEB MAGAZINE「猫草って本当に必要?猫が猫草を食べる理由と与え方の注意点とは?」

ねこのきもち WEB MAGAZINE「中毒になる恐れも!猫に絶対与えてはいけない身近な食べ物10選」

猫のトイレや爪とぎなどのしつけは?

スコティッシュフォールドのこちくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

猫は、犬にするような“しつけ”という考え方がなく、どちらかというと「覚えさせる」ことが大切とされています。特に、迎え入れる猫が子猫の場合は、成猫になってから問題行動に困ることがないよう、飼い始めのうちからきちんと学習させましょう。

トイレの教え方は?

猫はもともと砂の上で排泄する習性を持っているため、少しサポートをしてあげるだけで、トイレの場所をきちんと覚えることが可能です。猫がウロウロして落ち着きがなくなったら排泄をする合図なので、猫砂をしいたトイレのなかに連れて行きましょう。これを繰り返していくうちに、トイレの場所を学習します。

コツは、それまでに使っていた猫砂があればトイレに入れておくことです。ペットショップやブリーダー、保護猫団体などから猫を迎え入れる場合には、使用済みの猫砂を少しもらっておくと良いでしょう。

爪とぎの教え方は?

爪とぎは猫の本能的な行為です。やめさせることはできないので、家の壁や大切な家具などを傷つけられる前に、爪とぎ器で爪をとぐことを覚えさせましょう。猫がしてはいけない場所で爪をとごうとしだしたら、爪とぎ器を差し出して猫の前足をのせてあげます

コツは、飼い主さんが前足をおさえて爪を出し、ひっかく動作を教えてあげて、爪が爪とぎ器にひっかかる感覚を体験させることです。

迎え入れる猫が成猫の場合、学習するまでの時間は子猫より長いかもしれません。しかし、根気よく続けることで成猫でも学習することは可能だといわれているため、あきらめずに覚えさせましょう。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「成猫になると難しい?生後1か月から始められる子猫のしつけのコツとは?」

ねこのきもち WEB MAGAZINE「トイレの教え方、猫は意外と簡単なんです!」

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ねこのきもち WEB MAGAZINE「【専門家監修】猫の爪とぎ│理由としつけ方、爪とぎDIYもご紹介」

猫の予防接種や去勢・避妊手術はかかりつけの病院へ!

サバトラの麦くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

猫と暮らしていく場合、予防接種や去勢手術・避妊手術など、動物病院にお世話になる機会が多々あります。いざというときのためにも、早めにかかりつけの動物病院を見つけておかなければなりません

ここでは、動物病院の選び方をご紹介します。

ホームページをチェック!

動物病院のホームページがある場合、事前に獣医師の人数や専門分野、設備などをチェックしておきましょう。獣医師が多く在籍し、医療機器が充実している動物病院であれば、幅広く病気やケガに対応してもらうことができます。
また、ホームドクターとして相談しやすく、すぐに行くことが出来る小さい病院も大切です。

実際に足を運んでみる!

万一のときに備え、まずは爪切りや耳掃除といった病気やケガでないときに動物病院に行って、受付のスタッフや獣医師の対応を実際に見てみましょう。話しやすい雰囲気があるか、獣医師の説明は丁寧でわかりやすいものかなどを確認し、信頼できる動物病院を選んでください。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「飼い始めの猫飼いさんが気になる! 動物病院の選び方&付き合い方」

かわいい愛猫と一緒に暮らして楽しい日々を過ごそう♪

ブリティッシュショートヘアの永遠ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

初めて猫を飼うときには、きっとたくさんの不安や戸惑いがあると思います。小さな命を預かるということは責任の重い大切なこと、不安はあって当然です。しかし、きちんと飼うことが前提ですが、愛情が生まれ、その小さな命がもたらす楽しい時間は、飼い主さんに何ものにも代えがたい幸せを運んでくれることでしょう。

参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『「飼いやすい猫」っているの? 初心者が猫を迎え入れるときのポイント』
   「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『ねこの生活スペースを作る』
   「ねこのきもち」2017年5月号『愛猫の栄養学事典』
   「ねこのきもち」2016年3月号『まんぞくさんも大満足♡ 猫に与えてOK?NG? 食べ物図鑑』(監修:高円寺アニマルクリニック院長 高崎一哉先生)
   「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『成猫になると難しい?生後1か月から始められる子猫のしつけのコツとは?』(監修:ねこのきもち相談室獣医師)
   「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『飼い始めの猫飼いさんが気になる! 動物病院の選び方&付き合い方』
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/mieux
※飼いやすさなどは個体差にもよりますので、あくまで参考にしてください。
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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